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私も10月から11月にかけての区議会定例会のはざまでは、本を読むようにしています。
この秋、私が手にしたのはこの3冊です・・・。
1.「通貨」を知れば世界が読める~1ドル50円時代は何をもたらすか?~浜 矩子 著(PHP新書)
人気エコノミストの浜氏が為替の歴史から昨今の世界の経済情勢までをわかりやすく解説、為替に知識のない私でも苦になることなく読破することができました。
2.「暴力団」 山口 敦 著(新潮新書)
この10月から東京都でも「暴力団排除条例」が施行、私達とは日頃縁のない社会ではありますがこの条例施行を機に対応を考えていかなければなりません。この本では「暴力団」に関する闇社会の現状と実態についての情報が満載でとても参考になりました。
3.池上彰の「世界経済地図・入門」 池上 彰 著(幻冬社 )
今大人気の池上氏が解説する世界情勢、図やイラスト・表なども豊富で誰にでも楽しく学べる内容です。
この1週間ほどで3冊を一気に読み上げることができました。
定例議会開会まではまだ少し時間もあるので、暇を見つけてはもう何冊か新たににチャレンジできればと思っています。
10:00 区立柳町小学校「開校110執念記念式典」に出席。
同校は明治34年10月 東京市立小石川第一尋常小学校として開校、以来小石川地区の教育の拠点として地域に愛され・親しまれてきた小学校です。
卒業生は10,776名、多くの優秀な人材を世に輩出してきました。現在は特別支援学級を設置し支援が必要な子供たちへの新たな取り組みや、併設されている「柳町こどもの森」では幼保一元園が軌道に乗るなど数々の教育的成果も挙げている学校です。
今日の式典においても、参加した5・6年生の立派な様子を垣間見ることができ、厳かな素晴らしい式典であったと感じさせられました。
11:30 区立小石川福祉作業所「一歩いっぽ祭り」へ。柳町小より徒歩2分という距離です。
先週の大塚福祉作業所に続いてのイベント開催です。バザーや模擬店なども充実で、私は今年も通所者の皆さんの温かいサービスでカレーライスに豚汁・フランクフルトと・・・お腹を満たさせてもらいました。
15:00 ライオンズクラブ会長・幹事打ち合わせ。
恒例の年末家族会・新年会についてその内容を協議。
16:00 バスケの練習で根津小学校へ。
約1か月ぶりの練習復帰でしたが、最近体重を少し落としたことが功を奏したのか、何とかついていけました・・・(笑)
ギリシャの財政破綻に端を発した債務危機が、ユーロ圏第3の経済大国イタリアまでにも飛び火し「債務危機」へと発展していることがここ数日で明らかになりました。
今日のマスコミ報道などを見てみても波紋は大きく広がっているようです。
イタリアが国際通貨基金(IMF)の監視を受けることになった背景には、自国の財政について信認を得ることがその狙いと報じられていますが、EU全体から全世界へとその影響が及ぶことは避けられないのでは・・・。
日本では、震災復興・TPP参加の是非・円高対策など難題も山積です。そのうえにヨーロッパ危機が押し寄せてくるとなると事態はもう非常事態です・・・。
ましてや国債や借入金など合計した「日本の抱える借金」は2011年度末残高で1024兆1047億円に達しました。この額はGDP比で220%とイタリアの120%を大きく上回っています。
財政再建に向けては、消費税率の見直しも大きな論点になっていますが、大きな借金を次世代に負わさないためにも私達国民一人ひとりが真剣にこの国の将来を考えていかなければなりません。
ギリシャやイタリアの現実はもはや「対岸の火事」ではありません。
今日は朝から夕方まで区役所にて、区民方々の「声を聞く」作業で終日過ごしました。
10:00 「知的障害者の明日を創る会」の皆さんと区議会有志との意見交換会に参加。
ご家族から知的障害者を取り巻く環境や、生活実態、行政サービスに対する要望など「現場の生の声」をお聞きすることができました。
生活介護サービスや作業所の定員枠の増、障害者が地域で暮らしていくためのグループホームやケアホームの不足など課題は山積、あわせて予測が難しい将来に亘るニーズの増大も懸念されています。
まずは直近する課題解決に向け全力を尽くしていく中で、将来展望についても道筋を描いていければと感じています。
13:00 会派政調会 第4回定例会に向けて、代表質問の内容と論点について会派内で議論しました。
13:30 幹事長会 第4回定例会の日程・区側からの提案事項などについて説明を受けました。
15:00 地元不動産関係事業者の方と面談、導入が予定されている「絶対高さ制限」や各地区の街づくりについて要望を受けました。
17:00 区役所から湯島へ。地区内の飲食店主の方と面談、地域の実情や活性化に向けての課題について意見交換をしました。
かつては文京区一の繁華街として賑わった湯島地区も、商売としては厳しい情勢が続いているようです。
生業(なりわい)や賑わいを復活させるためにも、地元と区との協働が今後一層求められると実感しました。
14:00 (財)特別区協議会主催「特別区議会議員講演会」に出席。
今年度第2回目の講演会です。今回のテーマは「未来のエネルギー社会づくりに向けて」ということで、NPO法人環境エネルギー政策研究所 主任研究員 松原弘直氏を講師に招いての講演会。
今世界では、原子力や化石燃料に代替が期待される「自然エネルギー分野」が大成長を遂げています。
わが日本にとっても、原発事故の教訓を踏まえ、太陽光・風力・水力・バイオマス・地熱などのこれら自然エネルギーは、今後必ずや普及させていかなければならない分野です。
専門家である松原講師からは、欧米に比べ遅れをとっている日本における今後の普及の可能性について、わかりやすく解説して頂きました。
ヨーロッパではこの自然エネルギー市場は急成長で、内需の拡大や雇用創出にも大きく寄与しているようです。
わが日本においても、固定価格買取制度や再生可能エネルギー促進法などの法整備も進み、少しづつではありますが自然エネルギー普及への環境も整いつつあります。
今後震災復興をはじめとした「日本再生」に向けての起爆剤になるかも知れません。
大いに期待し、注視していきたいと思っています。
今日から1泊2日の行程で厚生委員会の視察が行われました。
愛知県蒲郡市から名古屋市、そして北名古屋市の3つの自治体を訪問します。
初日の今日は「障害者の就労支援」をテーマに蒲郡市と名古屋市へ・・・。
蒲郡市では社会福祉法人「太陽の家」とデンソー太陽株式会社で組織された「愛知太陽の家」を視察(写真上)。
ここでは約170名の障害者の方々が就労、立派に自立しています。
デンソー太陽は自動車のメーター類やスマートキーなどを組み立てる会社で、精密かつ高度な品質管理が求められますが、そうしうた高いハードルも見事にクリアし親会社からも厚い信頼を受けているようです。
実際に障害者の皆さんが働くラインも見せて頂きましたが、まさに真剣そのもので、立派に自立している様子を垣間見ることができました。
午後からは名古屋市へ移動、市議会で「第2期障害福祉計画」の説明を受けた(写真中)その後、市内にある「障害者雇用支援センター」を視察しました。
ここでは就労意欲のある障害者を対象に「職業準備訓練(写真下)」や「職場実習」を実施、一般企業就労に向けての取り組みが行われています。
今年開設13年目を迎え、この間300名以上の障害者就労の実績を挙げているとのこと。
平成22年度は46人の障害者が就労を果たしました。
ものすごい数字です!!
また、このセンターの特徴ともいえるのが「職場定着支援」の充実で、就職後も一人ひとりにきめ細かなフォローが行われています。ちなみに1年間の職場定着支援の件数は3,942件(平成22年度)で、これもすごい実績だと思います。
17:30 視察終了
午前の蒲郡市は主に身体障害者の就労、午後からの名古屋市では知的障害者の就労について視察しました。
実に有意義な1日でした。
今日は名古屋市に宿泊し、明日は高齢者の介護予防事業の視察に北名古屋市へ行きます。
9:00 名鉄で移動、お隣りの北名古屋市へ。
北名古屋市では「回想法」という手法を用いて高齢者の認知症予防事業が行われており、そのユニークな取り組みや実績がしばしばマスコミなどで取り上げられています。
回想法とは、昔懐かしい生活用具などを使って、かつて経験したことを楽しみながら皆で語り合うことによって脳を活性化させ、気持ち(心)を元気にする心理・社会的アプローチで、北名古屋市では回想法スクールの開校やスクール受講者にとって組織された「いきいき隊」の支援など、介護予防の分野で大きな成果が見られています。
今日は、北名古屋市議会で回想法事業について説明を受けた後、「北名古屋市歴史民俗資料館」を見学(写真上)。
ここは昭和の時代をテーマに当時の暮らしを再現、街並みや生活用品など10万点を超す収蔵品を展示し、見学することで体感できる「お出かけ回想法」の場ともなっています。
懐かしさいっぱいで感動しました!!
その後、市内にある「回想法センター」(写真中)へ移動。
国の登録有形文化財である「旧加藤家住宅」内にあるこのセンターは、回想法スクールをはじめ回想法の実践・普及・情報発信の場としての拠点施設です。
私達のような視察希望者が絶えることなく、その数は年間1400名を超えるとのこと・・・また現場で対応してくださったのは回想法スクールの受講生で、いまは「いきいき隊」に所属する市民の方で、この事業が成功していることを物語っていました。
またこの「いきいき隊」は地域で助け合うグループである「お互い様ネット」へと発展、人材登録バンクであるこのシステムの普及で、地域での相互交流や心の絆が強まったとのことです。
今後の課題としては男性の参加率が低いことへの対応だそうで、男性専用の教室の開催なども検討しているようです。
12:30 視察終了 夕刻には帰京。
いやぁーすごい勉強になりました。
今回の視察は2日間で3自治体を廻るという強行軍ではありましたが、同じ愛知県内ということもあり効率的に動くことができました。
この視察の成果を今後しっかりと活かしていかなければと思っています。
私の友人であり、よきアドバイザーでもある小池 卓くん(28歳)が結婚、代官山のおしゃれなレストランでの披露宴にお招きを受け出席しました。
卓ちゃん(愛称)とは彼が東京芸術大学に在学中からの付き合いで、芸術文化についての助言はもとより根津・千駄木下町まつりの音楽イベントなどに芸大生を派遣してくれるなど、地域にも大いに貢献してくれました。
芸大卒業後は政策研究大学院大学に入学して、政府や自治体の文化芸術政策についての研究をしたり、洗足学園音楽大学ミュージカルコースの助手を務めたりなどマルチで活躍していましたが数年前に民間に就職、現在は(株)サントリーファシリティーに所属し鎌倉芸術館に勤務しています。
音楽や演劇などのプロデュースをはじめ、アーティストの育成、自治体のホール運営や文化芸術政策の研究に至るまで彼の才能や能力は桁外れで、私にとってはなくてはならないアドバイザーの一人です。
結構自由人だと思っていたそんな卓ちゃんが以外にも早く、良き伴侶を得て新たなる旅立ちの日を迎えたことを私自身も本当に嬉しく思います。
新婦の友里さんも現在フランス料理の研究家となるべく修行中とのこと・・・。
お互い それぞれの夢の実現に向け頑張ってほしいです!!
若いって 本当に いいですね・・・・。
9:00 区役所へ 区民からの相談が2件。その後防災関連事業者の方々と面談、昨今評判になっている「投てき型消化用具」(写真)についての説明を受けました。投てき型消化用具は、容器を火元に投げ入れるだけで簡単に破裂、中の強烈な消火剤で一気に沈下させるというスグレモノです。
今日の説明を聞いていても高齢者や子供でも失敗なく使えそうです・・・。
最近では湯島地域での防災訓練でもデモンストレーションが行われ、好評だったとのこと・・・今後、そうしたデモを通じて効果を確かめていきながら、家庭や施設での普及を目指していきたいと思っています。
10:00 会派政調会 第4回区議会定例会を1週間後に控え、会派のメンバーにより代表質問の内容について最終確認。
高山泰三議員と松下純子議員の2名が会派を代表して質問に立つ予定です。
13:00 IT政策勉強会に参加。日頃からお付き合いのあるIT事業者の方にお願いし、自治体のIT政策について民間企業との差異やコストダウンについての意見交換を行いました。
わが区のIT施策、特に情報関連システム経費については私自身大きなを関心をもって取り組んでいます。
日頃より区民の方々(IT関連にお勤めや専門家)からも、効率性と透明性について明らかにしてほしいとの要望も伺っています。
しっかり現状について把握し、今後 区民に有益なシステムの構築とコストダウンとを両立させるような提案を積極的に行っていくつもりです。
19:00 母校である都立九段高校の同窓会が飯田橋の居酒屋で行われました。
昨年、同窓生の結婚披露パーティに呼ばれた仲間たちで「同窓会やろうぜ!!」と盛り上がり、その勢いでの無謀な試みではありましたが、意外や意外 口コミで話題は広がり・・・蓋を開け見ると なんと40名近くの同窓生が一堂に会す大盛り上がりの同窓会になりました。
同窓生は8クラス320名を超える大所帯でしたが、毎年クラス替えがったことや部活などのつながりもあって、30年近くたった今でも「あー〇〇君 でしょー 覚える覚えてる!!!!」と、何の違和感もなく話ができたのは不思議でもあり、懐かしくもあり、そして何よりも楽しかったです。
みんな社会に出て、第一線で活躍しているのですが話題は「あのころ・・・」のことでもちきりでした。
重ねて嬉しいことは、再来年に同窓30周年を記念して「大同窓会」を開くことが満場一致で決まり、各クラスの幹事も決定したこと。
楽しみです!!
今宵は久しぶりに 時を忘れて 楽しく過ごせました。
幹事を引き受けてくれた小堀君と宮村君には心から感謝です!!
また、もしこの日記を見た同窓生の皆さんがいらっしゃったら ぜひ ご一報ください。
増子ひろき都議会議員の「都議会民主党リポート」(写真)の記事より・・・。
去る10月18日に閉会した東京都議会第3回定例会において、2020年オリンピック・パラリンピック競技大会の東京招致に関し、民主・自民・公明の共同提案で決議案が提出され可決されました。
2016年招致についてはトップダウンで政治色をまとった手法に反対した都議会民主党でしたが、2020年招致についてはこれまで課題・・例えば①都民・国民に対する招致意義の浸透 ②招致活動経費の圧縮 ③広告代理店との契約方法の改善 ④オリンピックスタジアムの新設ではなく既存の国立霞ヶ丘競技場の活用 ⑤計画委員会の情報の徹底などを求め、賛成することになったとのことです。
私もオリンピック招致そのものについては賛成ですが、活動経費や情報公開などについては より透明性や妥当性を図っていく必要がると思います。
わが文京区議会においては今のところオリンピック招致についての具体的な動きはありませんが、他区の状況にも注視していきながら今後テーマとすることもあり得るのかなとも思っています。
去る10月26日の新聞報道記事から(写真上)・・・昨今ルールやマナーを無視した自転車利用者による事故やトラブルが相次いでいることを受け、警察庁が自転車総合対策をまとめ全国に通達したとのこと。
テレビ等マスコミでもしばしば取り上げられています。
道交法に基づき2007年に策定された「自転車安全利用5原則」は下記のとおり。
①自転車は車道が原則。(13歳以下の子供と70歳以上の高齢者は例外)
②車道は左側を通行。
③歩道は歩行者優先で、車道寄りを徐行。 ④安全ルールを守る。(飲酒運転・2人乗りの禁止、夜間のライト点灯など)
⑤子供はヘルメットを着用。
特に自転車の車道通行については徹底されておらず、今後の取り組みが求められそうです。
私も自転車愛用者ではありますが、これまで車道通行については意識も薄く、歩道を走ることもしばしば・・・・
今は反省も含め、車道通行に努めています。
見かけた警察官の方も「車道通行」でした(写真下)・・・(あたりまえか・・・苦笑)
でも車道通行は自動車やバイクと一緒なので やっぱり怖いです。
事故につながる危険性も高まってくると思います。
わが文京区においても自転車対策は喫緊の課題で、駐輪対策も含め今後大きな議論になることが予想されます。
特に自転車利用者と歩行者の安心・安全対策については最優先で考えていかなければならないと思っています。
(明日も引き続きこのテーマで・・・)
今日午後、文京区地域福祉推進協議会を傍聴していたところ区民である委員のお一人から「今後の自転車に関するルール作りや安全対策について区はどう取り組んでいくのか?」との質問がありました。
また車道を走る自転車の危険性についても懸念されていました。
やはり区民にとっても自転車対策は大きな関心事であるようです。
写真上は春日町の交差点、ラインで歩行者と自転車道とが区別されていますが自転車道のラインは歩道内へと誘導されています。
車道通行を徹底させるならば、まずは行政側よりこうした矛盾点について改善していかなければならないと思います。
区内を見渡しても、大きな交差点ではどこもこうした状況ですし、そんな中いきなり「車道徹底」を示されても区民にとっては戸惑うばかりだと思われます。
また文京区では旧中山道沿いに試験的に自転車専用道路を整備し(写真下)、区民の利用や評価について注視していますが逆走行などのマナーの問題や自動車の駐車による妨げなど課題も山積しているようです。
そうした状況から見ても、私自身は自転車の車道通行の早急な徹底は難しいし無理があると思っています。
まずは利用者のマナーについて徹底していくことが何より大事です。
そしてそのうえで車道通行を原則としつつも、大きな交差点や歩道幅員がある程度確保されている歩道などでは、歩行者を最優先としつつ容認するなどの弾力的運用を経たうえで、段階的にルール形成やその徹底を図っていくべきと考えます。
いずれにしても区民生活に直接影響が出る事案でもあるので、来週から始まる区議会定例会においても大きなテーマになることでしょう。
みなさんからもご意見やご要望などお寄せいただければ有難いです。
(以上シリーズでお届けしました。)
朝9時にホテルを出発、尾瀬岩鞍より金精峠を超えて日光へ向かいました。
途中、竜頭の滝をみんなで見学(写真上)、ここも絶景でした。
その後は戦場ヶ原~中禅寺湖~華厳の滝を経て日光東照宮へ・・・(写真下)。
私自身、日光を訪れるのは10年ぶりぐらいだと思いますが久しぶりに日本有数のパワースポットでもある日光東照宮にいざ入ってみるとおのずとテンションも上がり、大きなパワーをもらったような気がしています。
午後4時半、一路東京へ・・・。
途中、東北自動車道が大渋滞でどうなることかと心配でしたが、何とか午後8時に文京区へ戻ってくることができました。
お疲れ様でした。楽しく有意義な2日間でした。
明日からは、今年最後の区議会定例会がスタートします。
しっかり集中して、いい議論をしていかなければと思っています。
1年を締めくくる最後の定例議会でもあるので、しっかり結果を出さねければと思っています。
午後2時からの本会議では、区長提案で(仮称)9件の議案が提出されました。また、名誉区民の選定同意についてが追加日程として上程され、3名の区民の方(下記参照)が全議員一致で新たに名誉区民として選定されました。
〇森 亘 氏(85 千石) 東京大学名誉教授・肝臓病や癌研究では日本の第1人者。文化勲章受章。
〇高野悦子氏(82 弥生)岩波ホール総支配人。映画界のパイオニアとして活躍、平成16年文化功労者に選出。
〇小木貞孝氏(82 本郷)ペンネーム加賀乙彦、日本を代表する小説家の一人。文の京文芸賞選考委員長を務める。
おめでとうございます。
長年に亘り国民のために、また区政貢献という意味で大きなご尽力を頂いた3名の方々に心から感謝と敬意を表したいと思います。
明日からは3日間に亘り、各会派による一般質問が行われる予定です。
14:00 本会議 今日から各会派による一般質問が始まりました。
私達会派からは松下純子議員が登壇。
今期で2期目を迎えた同議員ですが、常に区政の細部までを見渡し彼女独特の視点から斬新ともいえる提言を続けています。
今日の質問でも、生ごみを水を十分絞り切ってから捨てることを区民が励行すれば、ゴミ処理経費の3億円削減につながるといった・・・誰もが気づかなかった提案や、道路整備については歩行者の安全性や災害時の防災向上のために高木中心の植樹の移行を進めるべきなど、彼女らしい政策提言の数々が開陳されました。
また、新たな特別養護老人ホームの整備ついては現・教育センターの敷地を活用して建設されることが区長答弁で明らかになりました。平成27年着工・29年開設の予定とのことです。
その他の京の登壇者は、前田くにひろ議員(市民の広場)、若井宣一議員(公明)、名取顕一議員(自民)の3名。
それぞれの視点で、区政の喫緊課題についてが区長に投げかけられました。聞き応えのある内容の濃いものだったと思います。明日祝日をはさんで明後日よりまた一般質問が再開予定です。
9:20 区立小学校PTA連合会 卓球大会開会式に出席。(スポーツセンター)
バレー・バスケそしてこの卓球の3種目がP連恒例のPTA競技大会で、卓球大会は今回で40回目を迎えるとのこと。
昨年は本郷小学校が見事優勝しましたが、今年はどの学校が栄冠に輝くのか・・・?
それにしても、怪我にはくれぐれも注意頂きたいものです。
先般開催されバレーボール大会では7名の怪我人が出たとのことです。
来賓挨拶に立った成澤区長も主催者代表の奥村PTA連合会会長も、注意を呼びかけていました。
そうです・・・・自然と力が入ってしまうのはわかるのですが怪我をしては何にもなりません。
勝っても負けても、無事に帰って、おいしいビールを飲みましょう・・・!!
9:00 写真はシビックセンター地下2階、区民ひろばの様子。
今日明日の2日間、このシビックセンターで「文京博覧会(ぶんぱく)2011」が開催されます。
区内産業の紹介や伝統工芸などの技の実演と販売、文京区と親交のある魚沼市をはじめとした友好都市の物産展をはじめ今回は文京区の食のブランドである「食の文京ブランド100選」に選ばれた名店のうち9店舗が集結し、自慢の逸品を即売します。
この週末は是非シビックセンターへお越しください。
14:00 本会議 各会派による一般質問第3日目です。
登壇者は海津敦子議員(市民の広場)、田中としかね議員(自民)、島元雅夫議員(共産)の3名。
今日も各会派・各議員の視点から様々な質問や要望が開陳されました。
詳細は近くアップされるインターネット録画中継をご覧ください。
今日で一般質問は終了、週明けから各種委員会がスタートします。
17:00 わが会派と千石育成室父母の会役員の方との意見交換会を実施。父母の会としてのご要望をお聞きしました。
19:00 わが会派と東京土建文京支部の方々との合同学習会を実施。区都市計画部地域整備課に依頼し、耐震改修促進制度についての事業説明と意見交換を行いました。
耐震改修促進制度については区民への周知もさることながら区内事業者の方々に制度を充分知っていただき、活用して頂くことが重要だと思います。
今日も30名ぐらいの事業者の方々が参加されましたが、現場の生の声をお聞きすることができ 今後の制度運用に向けとても有意義な意見交換ができたと感じています。
14:00 甥っ子である平井彰二君の結婚式に親族として列席。
このところ慶事に招かれることも多く嬉しい限りですが、それが親族とあっては喜びも倍増です。
彰二君は私の妻の姉の二男。
私事で恐縮ですが、我が家は親戚が仲良く常に行き来を「しているので、彼は私にとっても息子みたいな存在です。
おまけに彼と私は誕生日も血液型も一緒です!!(笑)
会場はお台場のホテルだったのですが、式はレインボーブリッジが一望できるガラス張りのチャペルで行われ、何だか映画の1シーンを見ているような美しさでした。
その後の披露宴では親族席で二人を見守りましたが、いつもとは全く違う心境で感無量。
演出も素晴らしく、終盤は不覚にもハンカチを取り出す場面も・・・。
とにかく よかったです。
素直でいつも明るい彼の性格そのものに、新たなパートナーとともに素晴らしい人生を築いてもらいたいと願っています。
彰くん おめでとう!!
今から ここから です。
同校は日本の小学校の中でも最も長い歴史と伝統を持つ小学校。
周辺には学問の神様でもある「湯島天神」や江戸時代は官学の中心となった「湯島聖堂」も存在するなどまさに「学問のメッカ」として発展した名門校でもあります。
今日の式典もその誇りと伝統を受け継いだ立派な式でありました。
校章にも校歌にも地域のシンボルである「梅」があしらわれ・・・特に校歌(2番)では
われらの庭に程近き 社の森のさきがけに
雪霜しのぎ咲く梅は たゆまぬ人のよきかがみ
と歌われ、地域に梅の花がしっかりと根付いていることが覗えます。
素晴らしいことです。
この歴史と伝統はこれからもずっと守っていかなければならないと思います。
防災フェスタから いちもくさん で会場入り(本郷3丁目機山館)しました。
私は同球団のOBで事務局を務めています。今回で3回目のOB会開催ですが、今日も約60名近くのOBが集まってくれました。また現球団の寺沢総監督からは現役選手の紹介や、近況報告もあり練習場不足に悩まされている現状が示されました・・・。
OB会としても何とか早期問題解決が図れるよう、努力し協力していかなければなりません。
現在の文京シニア球団もリトル時代を通算すると今年で創立40周年を迎えました。
地域のクラブチームの歩みとしては本当にすごい歴史と伝統だと自負しています。
この40年の重みを現役選手も私達OBもしっかり受け止めて、一致団結していくことが必要です。
8:30 藍染町会主催「防災フェスタ in あいそめ大通り」に実行委員の一人として参加。
今年で2回目となるこのイベントですが、3・11以降 防災意識に対する区民の意識も高まっており、町会員ばかりでなく、町内にあるあいそめ保育園の保護者や、当日飛び入り参加も大歓迎ということで呼びかけを行ったところ本当にたくさんの周辺住民の皆さんが集まって頂き、まさに時期を得た開催となりました。
10:00 イベントスタート。今回の防災訓練の内容は、救急救護訓練と担架の作成と搬送訓練の2種目。(写真)
本郷消防署根津出張所職員の方々や本郷消防団4分団の皆さんにもご指導いただき、参加者を2班に分けてしっかり訓練しました。
大人も子供も真剣そのものです。
また今回は「楽しみながら学ぼう」をテーマに、「防災ウルトラクイズ」を実施。
区が主催する「防災コンクール」などでも行われているのすが、これが結構盛り上がります・・・(笑)
今回は13問の出題で正解率の高い順で賞品が渡されました。
そして、この訓練での何よりのお楽しみは「はしご車への体験乗車」。今年も消防署より「はしご車」を出動して頂き、30組60名を限定で参加者の体験乗車を行って頂きました。
やはりこれが今年も一番人気で順番待ちで整理券を配るほど・・・・。
実は昨年私も体験しましたが、あまりにも怖かったので今回は遠慮しておきました(苦笑)。
12:00 訓練を終え、昼食タイム・・・恒例となった婦人部手作りによる「すいとん」・青年部が焼く「やきそば」やフランクフルトなどが、参加した子供たち等に振舞われました。
飛び入り参加した外国人の方も、手作り「すいとん」に大満足な様子でした。
イベント終了後も、すいとん・やきそば・フランクフルトなどの販売は継続。それでも13時半過ぎにはすべて売り切れ御免に・・・・。
天気にも恵まれ、今年のイベントも結果大成功に終わりました。
災害はいつやってくるかはわかりませんが、いざというときにはやっぱり、地域での協力が第一です。日頃からこうして団結心・絆を強めていきながら備えていくこと。
その意味ではこうしたイベントを続けていくことは、とても大事なことだと実感しています。
最後に、イベント実施にあたりご協力頂いた本郷消防署根津出張所の皆さん、本郷消防団4分団の皆さんに心から感謝いたします。
ありがとう ございました!!
各会派による一般質問も終わり、週明けの今日より各委員会での質疑が始まります。
10:00 災害対策調査特別委員会ならびに自治制度・行財政システム調査特別委員会の2委員会が
並行して開会。私は災害対策の委員会(第1委員会室)に委員として出席。
午前中は、講師に明治大学大学院政治経済学研究科 中林 一樹 教授をお招きし、「東日本大震災に学ぶ基礎自治体の防災」をテーマに研究会を行いました。
3・11での教訓を踏まえ、また今後起こりうるであろう首都直下型地震や東海・東南海地震にも備えるために文京区として何をしていくべきかについて、中林先生よりお話を伺い、活発な質疑も取り交わされました。
特に、隣接区との連携についてや既存の防災訓練をレベルアップさせた「震災復興まちづくり訓練」の必要性など、具体的な提言もお聞きすることができ、とても勉強になりました。
午後からは、区側より報告を受けて質疑を再開。
災害に対する対応について文京区では、震度5強以上を基準にしていましたが、3・11の際の文京区における震度が5弱であったことを受け、今後、来年度地域防災計画を修正するまでの間、当面の方針を定めたとのこと。
3.11の際は区としての実質的な被害は少なかったものの、予想以上の帰宅困難者の出現など都市としての課題も浮き彫りになりました。
今後の対応を震度5弱レベルまで引き下げることは正しい方向性だと思います。
その他としては・・・「石川啄木ゆかりの地」岩手県盛岡市との災害時における相互応援に関する協定について、文京区耐震改修促進計画等の改定についてなどが報告されました。
耐震改修については、根津や千駄木地域など老朽化した木造住宅が密集する地域について今後の対策について、私が質問に経ちました。
同地域おける一番の課題は老朽化に加え、既存不適格の建物のも多く存在していることでこれらの建築物は当然耐震改修補助の対象になりません。
そうした建物の耐震化については、共同建て替えや他のまちづくりの補助メニューを用いることも視野に入れて、区としても対応を促していくことを要望しました。
17:00 閉会
10:00 地域振興調査特別委員会・少子高齢社会対策調査特別委員会の2委員会が平行して開会。
私ほどちらの委員でもありませんが、少子高齢特別委員会を傍聴。
午前中は東京都児童相談所における児童虐待への取り組みについて、 東京都福祉保健局児童相談センター相談処遇課長 奥田 晃久氏を講師にお招きし、お話を伺い質疑が行われました。
現在、都内には11ヶ所の児童相談所が設置されていますが虐待への対応件数は年々増加。 19年の法改正により児童相談所の権限が強化されて以降は多くの実績が挙がっているようです。
児童相談所については、今後都区の役割分担において都から23区に移管されることも検討されています。 文京区にとっても大きな関心事になると思います。
午後は、文京区における児童虐待や高齢者虐待の状況について担当課より報告を受け質疑が行われました。
児童虐待については関係機関の連携強化、子供の話を直接聞く体制作り、0歳児への対応強化、
こども支援士の育成などについての意見要望が各委員より開陳されました。
文京区における高齢者虐待についての相談処理件数は22年度で21件(内訳:身体12 心理的5 ネグレクト2 経済的2)。
各委員からは予防の体制づくり、家族介護教室の充実、ディサービスや委託事業者からの情報把握、
ケアメンのネットワークづくりなどの意見要望が寄せられました。
16:20 委員会終了
私も委員として出席。協議案件としては今後議会として購入する書籍・資料などについて。
22階の議会フロアーには議会図書室が設置され、議員の研究調査の場として活用されていますが、毎年購入する書籍や資料などにつては年々減少しています。
昨今はインターネットの普及などによって、様々な情報が即時に入手できるような環境が整いつつあるので、図書室として購入する書籍も減少するのは当然のことで 今後もより一層 精査が必要だと思います。
13:00 意見書等調整委員会に委員として出席。
各会派より提出された意見書案について、会派の代表者が審議します。意見書は国や都などへ提出する要望で今回はTPP参加の是非や、自然エネルギーへの政策転換など12件が審議されましたが、残念ながら1件も意見の一致をすることができませんでした。
意見書は全議員一致でなければ成立しないルールになっているので、なかなか難しいです。
18:00 社会保険労務士文京支部役員の皆さんとの意見交換会並びに忘年会に参加。
同支部政治連盟からは選挙の際には単独でご推薦いただいています。感謝です。
今宵は今年1年を振り返り、いろんな話を交わすことができました・・・やや飲みすぎました・・・。