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2011年11月29日

児童・高齢者への虐待について・・・。(少子高齢社会対策調査特別委員会)

10:00 地域振興調査特別委員会・少子高齢社会対策調査特別委員会の2委員会が平行して開会。

 私ほどちらの委員でもありませんが、少子高齢特別委員会を傍聴。

 午前中は東京都児童相談所における児童虐待への取り組みについて、 東京都福祉保健局児童相談センター相談処遇課長 奥田 晃久氏を講師にお招きし、お話を伺い質疑が行われました。

 現在、都内には11ヶ所の児童相談所が設置されていますが虐待への対応件数は年々増加。 19年の法改正により児童相談所の権限が強化されて以降は多くの実績が挙がっているようです。

 児童相談所については、今後都区の役割分担において都から23区に移管されることも検討されています。 文京区にとっても大きな関心事になると思います。

 午後は、文京区における児童虐待や高齢者虐待の状況について担当課より報告を受け質疑が行われました。
児童虐待については関係機関の連携強化、子供の話を直接聞く体制作り、0歳児への対応強化、 こども支援士の育成などについての意見要望が各委員より開陳されました。

 文京区における高齢者虐待についての相談処理件数は22年度で21件(内訳:身体12 心理的5 ネグレクト2 経済的2)。
各委員からは予防の体制づくり、家族介護教室の充実、ディサービスや委託事業者からの情報把握、 ケアメンのネットワークづくりなどの意見要望が寄せられました。

16:20 委員会終了

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