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2003年06月のバックナンバー

2003年06月01日

久々のゴルフ(オール文京チャリティコンペ)

 東京ケーブルテレビ(株)の15周年を記念して行われた「オール文京チャリティゴルフコンペ」 に参加しました。

久々のゴルフです。

 ゴルフはとても好きです。でもなかなかクラブを握る機会は少なく、議会のコンペなどを中心に年4回~5回程度でしょうか? 従って腕前もたいしたことありません。ハーフ50~55ぐらい。100を切ることは滅多にありません。「下手の横好き」といったところです。

この日、TPC後楽園市原GCには40組160名が参加。
これほど大きなコンペに参加するのも初めて・・・。

煙山区長、林東京ドーム社長、 岩井商工会議所文京支部長をはじめ文京区の政財界人や一般区民の方はもとより区議会からも8名ほどの議員が参加。
腕を競い合いました。

 チャリティの資金は、福祉用の軽自動車として社会福祉協議会に寄付。
その他、ハワイソニーオープンの観戦ツアー招待や高級クラブなど商品も盛りだくさんとなかなか楽しみ満載のコンペでした。

 ちなみに私は137位。賞品はなし。まだまだ修行が足りません。

2003年06月02日

第1回幹事長会(東村新議長・橋本新副議長のもとに)

第15期、議会構成後初の幹事長会が今朝10時より開催されました。
東村議長・橋本副議長のもと、各会派(新生クラブ、自民党、公明党、共産党、市民フォーラム)幹事長ほか、区長も含めての初顔合わせ。

新正副議長・区長の挨拶の後、懸案事項についての協議が行われました。
区が抱える訴訟関係についての報告、第2回定例会の日程、審議会など附属機関のメンバー構成の決定、 その他議会運営上合意しておかなければならない事項についてなど話し合いましたが、私自身会派を代表して出席しているという立場上、 その責任の重さと緊張感をひしひしと感じつつ、いつもこの会議に臨んでいます。

幹事長として2年目を迎えた私ですが、評価のほどはまだ未知数か・・・?。
それでも第一会派の幹事長として責任ある言動と行動を心掛け努力奮闘しているつもりです。

東村・橋本新体制のもと、まずはこの1年間、円滑な議会運営が行われるよう幹事長会がその原動力となり機能していくことを望みます。
 

2003年06月03日

楽しいこと、うれしいこと。(障害者ボーリング大会)

  朝9時、 後楽園黄色いビルのボーリング場に文京区内6施設から総勢140名の身障者のみなさんが集い「障害者ボーリング大会」 が開催されました。

 この大会は私の所属する東京本郷ライオンズクラブが主催するイベントで、今年で10回目を数えます。 貸切になったボーリング場もそうした皆さんの熱気でおおいに盛り上がり、今年もいい大会となりました。

驚くのは、障害者の皆さんの実力のほど・・・。
それぞれ投げ方は「自分流」ですが、終わってみるとまずまずのスコアー。
私も負けてしまうほどです(苦笑)。
聞くところによると、1年を通すと結構通っている人もいるとか・・・。

今年は、私が永年その設立に関わった「工房わかぎり」の通所者の皆さん(写真)も初参加してくれました。まさに感無量です。

満面笑み、楽しさいっぱい、それを思いっきり素直に表現する彼らの姿に、自分自身も心が洗われ、すがすがしい気持ちになれます。

 学ぶべきこと、見習うべきことの多さを感じます。

2003年06月04日

その名にふさわしくない結末(地方分権改革推進会議)

 迷走を続けていた政府「地方分権改革推進会議」の最終案が明らかされました。結果は予想通りメインテーマであった「三位一体」 のひとつである税源移譲の部分が「先送り」される形に・・・。

財政状況は厳しい。行政サービスは硬直化する。そんな閉塞感で覆われる地方自治体の現状からするならば、 地方分権と共に財源移譲が実現されることはまさに悲願であり、唯一希望の光であったわけですが、 中央省庁の厚い壁に阻まれ国の財政再建が優先されたことは残念でなりません。

国の財政再建を最優先とするならば「地方分権」ではなく「財政再建」とはじめから命名すべきだったでしょう。


一時期お題目のように唱えられていた「国土の均衡ある発展」という言葉はもはやその役割を終えようとしています。
今や、それぞれの地方がいかに知恵を絞り、工夫を凝らし「個性あふれる、活気に満ちた地域社会を創造していくか?」 時代のベクトルはきっとその方向に向かっているのだと思います。

ひもつきの補助金や、どこへ行っても一律のルール、そんな中央の縛りに囚われていたのでは何の発想も希望も生まれてこない。
自由に考え、それを裏付ける財源を持つ。
そう考えると地方の自立は財源の移譲なくしてはありえないのです。

地方財政の歳出総額は86兆円に膨らむ一方で税収は国税・地方税を合わせても74兆円。仮に国税・ 地方税全てをつぎ込んでも赤字になる。
そうした議論もあったようですが、頭で考えるまえにやってみたらいいと思う。つぎ込んでみてはどうでしょうか?
むしろ赤字は解消できる。それだけの知恵も工夫もノウハウもそしてエネルギーも・・・きっと今の地方自治体はどこも、 それだけのものを持っている。
そう実感しています。

国と地方が信頼しあうことができない実態、面子と既得権にこだわり続ける
関係。そうした現状に強い嫌悪感を抱きます。

 地方の立場からするならば、なおさら首を傾げたくなる・・・。

 住民の願い・悩み・希望・・・そうした思いを吸い上げられるのは、一番身近な政府といわれる地方自治体。 財務省の官僚よりも区の職員のほうが熟知しているということ。言い換えれば国会議員より私たち地方議員のほうが
アンテナが敏感だということ。区議会議員になって以来私がいつも感じていることです。

8年あまり・・・地方議員として政治に関わり、住民の日々の営みの中で活動している私にとっては、 この最終案は納得ができないものです。

地方分権への道筋はあまりにも遠い。

2003年06月07日

ひた向きに、そして力強く。(文京八中運動会から・・・)

 運動会といえば、まず思い浮かぶのは小学校。かっけこ、玉入れ、綱引きと・・・ そこから垣間見るイメージは「可愛らしさ、ほほえましさ。」
でも、子供の心と体の成長過程を目のあたりにするのは小学生ではなく中学生のその姿か?
 今日、文京区立第八中学校の運動会に出席し思いを新たにしました。

ひた向きさが伝わってきました。そして力強さを感じました。確実に成長しているんです。そこにマイナスイメージは全くない・・・。

デリケートな時期、難しい年頃と言われるけれど、着実に一歩一歩伸びている。そうしようと無意識に動いている。 自然の摂理とでも言ったらよいのでしょうか?彼・彼女らの姿を前にそんな思いを抱きました。

 教育の大切さを実感します。そしてそのような観点から忘れてはならないのは、そうした自然の摂理を充分に理解しつつ年齢・状況・ 環境に応じたケアをどのようにしていくかを考えていくこと。
実践していくこと。そして大きな心で見守ってあげていくこと。
そう思います。

 大事に育てていきたい。そして力強く成長してもらいたい。


 「人里はなれた、谷間の白百合の花は 誰にも見てもらえないのですが
  少しのかけ引きもなく 精一杯の美しさで 咲いています。」

 
日本一の教育を目指すならばそんな無垢な、そしてかけ引きなく精一杯生き抜く・・・そんな人材を育てていきたい。

 そう願っています。

2003年06月11日

空き巣防止に大活躍?(中国語防犯シール)

 今日、駒込警察署を訪問。地域の犯罪発生率について刑事生活安全組織犯罪対策課の頼重(よりしげ) 防犯係長さんにお話を伺う機会を得ました。

ここ10年での犯罪発生率は特に「ピッキング」や空き巣などが倍増、現場ではかなり深刻化しているようです。
注目すべきは外国人による犯罪の激増で、白昼堂々窓ガラスや施錠などを破壊し、大胆に侵入しての犯行もしばしばとか・・・。
そうした犯罪形態の多様化、悪質化に警察も頭を悩ませているようです。

そうした中、大きな効果を挙げているのが一枚の防犯シールだそうです。
サンプルを私も頂きましたが、驚いたのはシールの文字が中国語で書かれてあること・・・?
「怪しい人を見かけたら110番!」と中国語で記されているのですが、これを玄関やドアノブのところに貼ることによって、 かなりの抑止力が働くそうです・・・。

本当かな?という気もしますが、言われてみるとそうかも知れません。
(係長さんも自信満々でした。)

ほんの些細なことやちょっとしたアイディアが思わぬ結果を生むものなのですね。とにかくやってみる事が大切なのかもしれません。

2003年06月14日

がんばれタイガース!(決勝進出。)

 午後1時半、六義園少年野球場は緊張に包まれていました。
文京区少年野球大会準決勝。西千駄木タイガースVS豊島岡ラークス。
 この試合に勝てば決勝進出、選手にとっても監督・コーチや親たちにとっても・・・たまらない一瞬でしょう。

 私の地元、西千タイガースが快進撃を続けています。
西千タイガースは汐見小学校6年生を中心にこれまで戦ってきました。
メンバーは少なく、飛びぬけた力をもった選手もいませんがとてもいいチームだと思います。

 よくここまで来た。だから正直言って今日は勝てるとは・・・。
ところがふたを開けてみると、あれよあれよいう間に11対0。
コールドゲームで西千タイガースの完勝。

 勢いってすごい。子供って計り知れない潜在的な力を持っている。
「少年野球の監督を一度やったら、はまってしまってやめられない。」そんな話をどこかで聞いたことがありますが、なんだかわかる気がします。

 がんばれタイガース!阪神タイガースとともに!

 ちなみに私は巨人ファンです・・・。

2003年06月15日

消防団操法大会。

  この日午前9時より東京大学構内において「本郷消防団消防操法大会」が行われました。
 操法大会とは消防団の日頃の訓練の成果を区民のみなさんに披露する為に開催されるもので本郷署管内、 各分団から選ばれた1隊5名の団員でその「士気・規律・迅速性・機器操作等」の習熟度について審査・順位をつけるものです。

 審査の対象となるのは「ポンプ操法」と呼ばれるもので、可搬式ポンプから最初ホースを3本延長、さらにホースを1本増加し、 火点目標へ注水する
基本操法につき減点方式で審査がされます。

 本年は第5分団が見事優勝の栄誉に輝きました。

 さる6月4日には、文京区内小石川において火災が発生、児童を含む4名の尊い人命が失われる惨事が起きました。 夜半出火直後から未明の鎮火、までの間消防署員はもとより多くの地元消防団員の出動、必死の活動が行われたと聞いています。

地域に最も密着した防災機関としての消防団の役割は極めて大きい。
日頃、民間人としてお仕事を持つ傍らこうして地道に活動・活躍されている方々に心から感謝したい・・・。

2003年06月16日

住宅政策審議会(マスタープランの改定)

 文京区の附属機関である「住宅政策審議会」が開催され出席しました。
議会改選後、煙山区長の委嘱を受け委員としての任に就くことになって始めての会合です。今回のテーマは「住宅マスタープラン」 の見直しについて・・・。
住宅マスタープランは文京区の住宅施策の方向性を示す計画で、平成18年度までの実施計画になっていますが、 文京区基本構想が新たに策定されたことや社会情勢の変化を鑑み、今回その見直しを検討するものです。

 今日は見直しに向けての、論点整理や現状の課題などについて意見が交換されましたが、私としては 「住宅ストックが充分にある現状において公的に住宅を建設し、供給をしていくという手法はもはや役割を終えた。今後は、 民間の住宅ストックを大いに活用すると同時に、住環境の整備=まちづくりの視点からもマスタープランを改定していくべき。」 と意見を述べさせていただきました。

2003年06月17日

パワーリハビリ(介護予防の必要性。)

 高齢化は急激に進む、介護の必要な高齢者は増える、介護保険費用は膨張する。
介護保険制度が導入され3年が過ぎ、その制度全体が大きな壁にぶち当たっているようなそんな状況・局面を迎えているような気がしています。

 写真は私の家の近所で「千駄木整形外科」を開院し、地域医療の充実に尽くされている栄(さかえ)ひろし院長。 自らがマシーンを使って、病後リハビリについて説明をしてくれました。もうひとつ栄院長が大きな興味をもたれているのが、 介護予防とマシーンを使ってのリハビリ。
 年齢と共に衰えていく筋肉・使わなくなった筋肉をこうしたマシーンを使うことにより復元していくということ。 パワーリハビリと呼ばれているようで、介護予防に大きな成果が出ているとの事です。

 日医大や東京厚生年金病院、東大病院などでもテスト的な事業も始まっているようで、注目すべきと考えます。
世田谷区では区の事業として取り上げられたと新聞報道もなされていました。

  必要性を強く感じます。

栄氏のお話によると、「需要はかなりあるし、効果も期待ができる。 でも医療機関としては特定疾病を持っていないとリハビリは保険がきかないという問題点があるし、指導にあたる理学療法士の常駐、 設備や場所の問題等、地域の医療機関では対応が難しい。行政が主体的になってやってらわないと・・・。」

介護保険制度が大きな曲がり角を迎える中、 介護予防はこれから高齢者福祉の中でも必須のテーマ。

パワーリハビリ事業の実現にどれくらいの予算措置が必要なのか、国や都の援助はどうなっているのか?(区が単独で行うのは厳しい。) 色々と精査のうえでの話ではありますが、区として取り組んでいく必要性、検討の余地は十分あると感じました。
 

2003年06月18日

夏期レク打ち合わせ(夏休みに向けて)

 夏期レクレーションの第1回目の打ち合わせが行われました。
夏期レクは地域(根津七か町連合会)が主催する、夏休みのイベント。
ここ3年ほどは、地域の子供達を集め「映画会」をやっています。

 今日の打ち合わせでは、対象を子供ばかりでなく大人・高齢者まで広げていくこと。会場は屋内ではなく、 小学校の校庭などを借り野外イベントとすること。地元の団体である「根津音頭保存会」などと共同して、盆踊り・模擬店の出店など「夏祭り」 をイメージしたものにしてはどうか?そんな方向でまとまっていきそうです。

 「もう夏か・・・。なんだかあっという間だね」「そうですね。1年早いですね。」帰り際、エレベーターの中で、そんな会話が。

 夏休みはもう間近か、イベントも目白押し仕事の上でもやることが山積で、かなりタイトな夏になりそうです。 忙しいのは苦になりませんが、あまり暑くなりすぎないでほしい。

 夏に向けての準備が始まりました・・・。

2003年06月20日

良き本との出会い(鷗外記念図書館から・・・)

  午前中、調べることがあって図書館へ。写真は「?外記念図書館」この図書館は明治の文豪、 森?外の居住地跡を昭和25年に文京区が購入、同37年に図書館と記念館を併設した「鴎外記念図書館」として開館したものです。

 鴎外はその住まいを「観潮楼」(カンチョウロウ)と名づけました。その当時2階からは海が眺められたことがその名の由縁。

調べもののを終えた後、久しぶりに記念館をひとまわり。?外ゆかりの数々の品々、書簡や写真など文学愛好家、 とりわけ?外ファンにはたまらない陳列の宝庫。その継承の拠点となっています。

 私も中学時代、?外外の本はずいぶん読みました。きっかけは中学校時代国語の先生の薦めで・・・。当時私の担任だったその先生は、 授業中突然私達を外へ連れ出しました。何事だろうと後を追った私達が行き着いた先がここ「観潮楼」?外記念図書館。そこで、 ?外の生涯とその作品についての話を聞きました。今でもはっきりと覚えています。
そして教室に戻った後、一冊の?外の本を紹介してくれた。「高瀬舟」という本でした。それが?外と私との出会い。 当時13歳の多感なわたしでした。それ以来?外の本はずいぶん読んだし、クラスメート達もそうだった。
そのこととの関連性があるかどうかはわかりませんが、そのクラスメートうちの一人は現在、 吉本ばななという名でベストセラーを続出させています。またもう一人のクラスメートは文京区の図書館の職員として働き日々、 子供達に素敵な本の紹介をしています。

 良き本との出会いの大切さを感じます・・・。

 議会の中では、「図書館の蔵書はもっと増やすべき、そして学校の図書室も充実をしなきゃいけない。」との意見もあるけれど、 本を増やしたからといってそれが読まれるとは限らない。大事なことはいい本とどう出会うか?
特に子供達にどういい本と出会えるようなきっかけを作ってあげれれるか?
そうしたソフトの面での取り組みが重要だし、必要なのだと思っています。

 文豪の町ぶんきょう。この資源を充分に活かし「区民と良き本や文化との出会い」 を繋げる役割をしっかりと果たしていってもらいたいと願っています。

2003年06月23日

区議会第2回定例会始まる。(区長所信表明)

 今日から、文京区議会第2回定例会が始まりました。
午後2時から行われた本会議では、特別区税条例を改正する条例(たばこ税に関するもの。)文京区子供支援センターに関する条例(新規条例) など、議決しなければならない議案が区長より上提されました。

 また、今定例会は統一地方選挙後初の区議会定例会であるため、改めて煙山区長より今期における区政運営などを示す「所信表明」 が行われました。

その主な主旨は・・・
1 区民参画、区民との協働、住民自治の充実のために「区民憲章」を策定していく。

2.効率的な財政運営を実現するために行財政改革をより一層進め、区財政の健全化を図る。

3.新たな予算編成システム(NPM予算編成システム)を導入することにより成果主義を強化し、 区民の期待に応える予算を形成していく。

 などについて・・・。

これらを受けて、明日より区議会各会派より代表質問が行われます。
明日私が、文京区議会新生クラブを代表し区長に質問をする予定です。

2003年06月24日

競輪復活に断固反対!(代表質問から・・・)

  平成15年文京区議会第2回定例会、2日目。
各会派の代表質問が始まりました。質問の一番手は、第一会派新生クラブを代表して私が。

 最大のテーマは「東京ドームでの競輪復活」について。
本日、時を同じくして都議会定例会本会議が開かれ、所信表明の中で石原都知事が「東京ドームでの競輪を再開したい。」との表明がありました。
(カジノ断念に次ぐ新たな財源確保の手段なのでしょうか?)
これまで、東京ドームでの競輪復活については沈静化・影をひそめていた様相を呈していましたが、今日の石原知事の発言は「競輪復活を」 東京都の意思として明確に表明するもので、看過できないものです。

 後楽園競輪については、文京区民の願いによりその廃止を求め、活動を続けた結果、 昭和48年3月末日をもって廃止に至った経緯があります。
そうした背景があるにもかかわらず何故今、競輪復活なのか?

 石原知事は、その理由として「経済波及効果・雇用創出・都財政の再建」を掲げていますが、 右肩下がりの昨今の公営競輪の実態を鑑みるならば、どれだけの効果があるのか? はなはだ疑問に思います。
これまで文京区としては、中央競馬や大井競馬の発売所についてはドームでの発売につき、 その歴史的背景や大井競馬の主催者の一員として容認をしてきたところですが、今回の競輪いついては復活をする必要性・ 妥当性があるとは到底思えません。

 よって、私達(文京区議会新生クラブ)は競輪復活がもたらす文京区への悪影響を容認できないとの立場を明確にしました。

また、煙山区長も同様に「競輪復活反対」の意見を明らかにされたことを、評価するとともに、 重く受け止めていかなければならないと感じています。

今後、様々な局面に突き当たるにあたり、区長はもとより議会も意思をひとつにして、この難局を乗り切ることができるよう、他の議員・ 会派に呼びかけと同意を要望しました。

その他の質問事項。
1.今後の区政運営について。区財政をひっ迫する要因となっている「人件費」をどう抑制していくか?
2.50年来、手付かずの「環状3号線」(都市計画道路)は廃止にするべき!。
3.介護予防の施策として「高齢者パワーリハビリ事業」の実現化を!
などについて。

2003年06月25日

決議案を提出(幹事長会)

昨日の私の代表質問で、「東京ドームでの競輪復活」については、煙山区長からも明確に「反対」との意思表示を得ました。
その後煙山区長は記者会見を開き、東京都ならびに都知事に反対の要請行動を起こしていく旨の表明をしました
 文京区議会においても、その態度を明らかにすべく私達会派新生クラブより、「東京ドームにおける競輪復活に反対する」 決議案を議長に提出をいたしました。午前11時、急きょ開かれた幹事長会で私から提案説明、各幹事長が持ち帰り協議の上、 再度幹事長会を開催し結論を出すこととしました。

 決議は文京区議会の総意であり統一した意思でありますから当然、全議員一致でなければ成立しません。新生クラブ・公明・自民・共産・ 市民フォーラムの各会派および、無所属議員の賛同の下一日も早く合意・議決にこぎつけられるよう望んでいます。

決議案を提出(幹事長会)

 昨日の私の代表質問で、「東京ドームでの競輪復活」については、煙山区長からも明確に「反対」との意思表示を得ました。
その後煙山区長は記者会見を開き、東京都ならびに都知事に反対の要請行動を起こしていく旨の表明をしました
 文京区議会においても、その態度を明らかにすべく私達会派新生クラブより、「東京ドームにおける競輪復活に反対する」 決議案を議長に提出をいたしました。午前11時、急きょ開かれた幹事長会で私から提案説明、各幹事長が持ち帰り協議の上、 再度幹事長会を開催し結論を出すこととしました。

 決議は文京区議会の総意であり統一した意思でありますから当然、全議員一致でなければ成立しません。新生クラブ・公明・自民・共産・ 市民フォーラムの各会派および、無所属議員の賛同の下一日も早く合意・議決にこぎつけられるよう望んでいます。

2003年06月27日

特別委員会始まる。(自治制度・分権委員会から。)

 昨日までの、各会派からの代表質問に引き続き今日から特別委員会が始まりました。2つの特別委員会(清掃リサイクル、地方分権・ 自治制度)の委員会が午前10時より並行して開催され、質疑が行われました。

 私は、どちらの委員会にも所属していないので、地方分権自治制度特別委員会を傍聴に。
文京区で検討中の新行財政改革推進計画(新生文京いきいきプラン)が議題となり議論となりました。新生いきいきプランは現在、 検討機関である「新生文京をつくる区民会議」で学識経験者・団体推薦・公募委員などのもとにその素案が練られています。
一番の課題は、23区の中でもワースト4位になってしまった職員の人件費比率をどう改善していくか?現在基礎調査が行われ、「どの部署・ 事業に対しどれくらいの職員がいるか?」「同規模の他の自治体比較した場合はどうか?」「事業について、 行政が職員を配置して実施する業務か?民間に委託が可能かどうか?」などについて検討中との事。

 委員の発言の中には、「やみくもに職員を削減していくことにサービスの低下につながる。慎重に。」との意見もあったようですが、 私はそうは思いません。民間企業のリストラの状況などに比べれば、まだまだ行政の行革は手ぬるいとの感が否めなし、 スリムになって尚且つ住民サービスを低下させないのが現在文京区にかせられた使命です。

 人件費比率については少なくと、23区平均値ぐらいまでは下げていかなければ、これからの区財政はますます硬直化するばかり・・・。
計画期間の中では、具体的な削減数値を区民に示し公約として実行すべきです。先の私の代表質問でもそのことを主張しました。

2003年06月29日

昭和48年、後楽園競輪廃止を振り返る。

 24日、本会議の私の代表質問で「東京ドームでの競輪復活」について煙山区長の「復活に反対。」 との答弁を得て、翌25日緊急に開催された幹事長会で「東京ドームでの競輪復活に反対する決議案」を我が会派新生クラブから提出。 全会派一致での議決を呼びかけました。
残念ながら、以後3日経った今も、ある会派の合意が得られず、まとまっていません。結論は週明けに持ち越しか・・・。

 昭和48年、後楽園競輪は廃止に至りました。その経緯をつづった東京都の報告書(膨大な資料ですが)を入手したので、 休日を利用しその軌跡をたどっています。東京都と後楽園スタジアム(株)との交渉過程や、 従事していた職員の処遇など克明に記されている資料を目にしながら、廃止にあたってどれほどのエネルギーや資金を要したか・・・ その苦難の跡がうかがわれます。

 そもそも何故今、競輪復活なのか?
カジノ構想が頓挫したから?ドームがバンク(走行路)を持っているから?
場渡り的、安直な考えの下の東京都(石原知事)の意向に強い反発を持ちます。 これまで後楽園競輪が歩んだ道をそして文京区民の思いを今一度認識して考えを改めていただきたい。
ましてや右肩下がりの公営競輪の経営実態、財政再建策としてどれほど効果をもたらすか?
将来展望は決して明るいとはいえないでしょう。

 現実をしっかり見てもらいたい。競輪復活反対!。

2003年06月30日

こども家庭支援センター(少子化問題特別委員会から)

  特別委員会2日目。
午前10時より、「少子化・青少年・男女平等問題調査特別委員会」ならびに「防災・交通バリアフリー問題調査特別委員会」 が並行して開催されました。

 私は委員ではないので、少子化問題の特別委員会を傍聴。
区・所管各部課長より何点か報告事項があり委員より質疑が行われました。
質疑の中の主な焦点は、今後開設予定の「こども家庭支援センター」について・・・。同支援センターは本年10月に、シビックセンター3階現 「キッズルーム」と「健康センター」の一部を活用し、開設されることになっています。
子育て支援のネットワーク作りや、年々増加しつつある「幼児虐待」などの対策のために相談事業や託児事業を拡充するものです。
現在文京区では区内2箇所の「子育て広場(汐見・西片)」や幼稚園・保育園での子育て相談などの事業を行っていますが、 支援センターはそれらの事業や子育てネットワークをコーディネートする役割を担うとの事。

 今日の質疑の中では、センターのスペースが狭小であるとか開設時間についてなど「ハード面」での議論が中心であったようですが・・・ 。
大事なことは、子育てに悩む親たちをどう支援し、サポートしていくかという点。「相談・指導そして問題の解決」に向けての「ソフト面」 での充実を必要だと思うし、そのために既存の事業やネットワークを充分に活用しつつ、 情報の集約や問題解決への方途をこの支援センターを中心に構築していくことを第一の課題と位置付けてもらいたいと感じます。

 「こども家庭支援センター条例」は今定例会に議案として提案され、 3日木曜日開催予定の厚生委員会にてあらためて審議される予定です。

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