「競輪再開に断固反対していこう!」そんなシュプレヒコールに800名の聴衆が立ち上がりました。
写真は今宵、文京シビック大ホールで行なわれた「後楽園競輪再開反対総決起集会」の様子。
この間、東京ドームでの競輪再開については6月24日、都議会本会議の石原都知事の所信表明で「早期に再開を検討したい。」
との発言を受けて以来、区ならびに区議会が一致して反対要請を続けてきました。
本日加えて区民による反対団体が設立。
以下に掲げる「後楽園競輪再開反対宣言」が採択され、今後、区民・区・区議会の「三者一体」
による反対行動を展開していくことが確認されました
「後楽園競輪再開反対宣言」
戦後まもなく開催された後楽園競輪は、昭和48年に文京区民をはじめ多くの都民の願いによって廃止された。その際に、以後、
施行者の如何を問わず後楽園競輪場を自転車競技の用に供してはならないこととした。
しかるに平成15年6月の都議会で、石原東京都知事が後楽園競輪の再会を言明された。これに対して、文京区は直ちに
「後楽園競輪再開反対本部」を設置し、区議会とともに反対の表明をした。
また、競輪再開に反対する多くの区民により競輪再開反対文京区民連合を設立した。本日ここに、区民・区・
区議会の三者が一体となって、後楽園競輪再開阻止に向け立ち上がった。
我が文京区は、?外・一葉・漱石をはじめ、多くの文人が住み、あまたの作品を生み出し、
かつ作品の舞台ともなった歴史と文化のまちである。
さらに東京大学をはじめ多くの学校が所在する教育のまちである。
かつて、後楽園競輪があった時代は、交通渋滞、ごみの投棄、盗難、女性子どもに対する迷惑行為が発生しており、
地域への悪影響は多大なものであった。後楽園競輪の再開は、他の競輪場の車券をも発売されることが十分予想され、
ほぼ一年中地域環境に悪い影響を与えることとなる。
私たちは、歴史・文化・教育に恵まれたこの地を「文の京」(ふみのみやこ)として、
教育のまちにふさわしいまちづくりを目指しているところである。このまちに後楽園競輪はふさわしくない。
よって、私たちは、後楽園競輪再開に断固反対すことをここに宣言する。
平成15年9月26日
後楽園競輪再開反対文京区民連合
文京区
文京区議会
○私もこの趣旨に賛同し、競輪再開阻止に向け全力で行動していきます!