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2003年09月のバックナンバー

2003年09月01日

忙しくなります・・・(9月議会日程)

 9月は私にとって1年の中でも最も忙しい月のひとつ。
議会も始まります。今回の区議会定例会は昨年度の決算審査も行われる大事な定例会。 夏休みモードを切り替えて議会活動に真剣に取り組んでいきます。

 9月、第三回区議会定例会の日程をお知らせします。

9月8日 議会運営委員会・全員協議会・本会議(議案の付託)
9日 本会議(一般質問)
10日 本会議(一般質問)
11日 本会議(一般質問)

12日 清掃・リサイクル調査特別委員会
    地方分権・自治制度調査特別委員会

16日 防災・交通対策調査特別委員会
少子化・青少年対策調査特別委員会

17日 議会運営委員会
18日 厚生委員会
19日 文教委員会

22日 建設委員会
24日 総務区民委員会
25日 総務区民委員会
29日 議会運営委員会・全員協議会・本会議(中間議決)

9月30日~10月9日 決算審査特別委員会

10月10日 議会運営委員会・全員協議会・本会議 (最終日)

2003年09月03日

病める現代社会の象徴か?(この1冊・・・)

 一昨日、書店の文庫本のコーナーで見つけたこの1冊「東電OL殺人事件」。
何となく手に取り購入。今日読み終えた後、私の中に衝撃が走りました。

 東電のエリートOLが渋谷円山町で何者かに殺害されたあの事件がおきたのは平成9年3月。もう5年以上も前のこと。

 この本は著者佐野真一氏が事件の発端から、裁判の判決に至るまでの一部始終をノンフィクションで追ったもの。

 当時は、被害者の奇異な生き様を人権をも無視するような低俗な報道もされていたようですが、この本は全く違う・・・。 病める現代社会の象徴を思い知ったようなそんな衝撃を受ける作品でした。

 昼間はエリートOL・夜は街角に立つ娼婦として生きた被害者の真相心理、 容疑者としてまつり上げられたネパール人青年と外国人労働者の実態、事件後の警察捜査や日本の司法制度に対する疑問・ マスメディアのあり方そして冤罪について。

 渋谷円山町を舞台に繰り広げられた様々な人間模様・世相そしてそれらにまつわる因縁が事実のもとに赤裸々に綴られている。マサニ 「現代社会」の縮図を垣間見たようでした。

 「渡辺泰子(被害者)は魔風、淫風が吹きよどむ強い磁場のような円山町にの底に引き込まれ、 夜も朝もないこの街の片隅で何者かに絞殺された。 そして情報の飢餓感だけを媒介とする大衆とマスメディアの吐き気のするような補完関係のなかで泰子は二度殺された。
 光と思えば闇、闇と思えば光がやってくるこの街の夜の底を歩きながら、 私はあらためて泰子の滑落の軌跡を自分の目と足だけで辿ってみたいと思った。」
(本書抜粋)

 ぜひ、ご一読を・・・。

2003年09月04日

住宅マスタープラン改定(住宅政策審議会より)

  本日午後2時より、文京区住宅政策審議会が開催され、私も委員として出席しました。 同審議会は東京理科大学教授の初見 学氏を会長として、大学教授ら学識経験者6名、区議会から6名、一般区民から7名、 区職員3名の15名で構成されており、
文京区の住宅政策の礎として機能してきました。

 今回のテーマは「文京区住宅マスタープラン」の改定について。
現在のマスタープランはちょうどバブル期につくられたもの、専ら区民住宅の確保やシルバーピアの建設など「戸数の確保」 に重点が置かれていました。

 その後、住宅政策を取り巻く環境は著しく変化。バブル崩壊後、住宅価格の下落
や産業構造の転換に伴う未利用地の発生などにより、住宅戸数は大幅に増大、文京区ではマンションの売れ行きも好調で、 結果として人口は平成11年以来「増加」に転じ、順調に回復傾向を辿っています。

 今回のマスタープランの改定ではこうした背景のもと、少子高齢化や建築物の中高層化など新たな課題に対応したプランにすべく、 見直しを進めようとするものです。

 今日は審議会の中の小委員会でまとめられた「中間報告案」について説明、それに対する意見の交換が行われました。

 主な特徴は・・・
これまで「戸数の供給」(住宅の建設や確保)を重視してきたこれまでの政策を大きく転換し、1.既存の住宅ストックを活用していく。2. まちづくりの視点から「住環境の整備」に力点を置いていく。3.子育て支援や高齢者・障害者などの福祉との連携をより強化していく。など。

 方向性は正しいと思います。とりわけ財政上の問題も重要。住宅対策はその恩恵をこうむる対象者が極めて限定されるし、反面、 かかる経費が過大であることから区民の間での不公平感が生じているのも事実です。

今後は、これまでのハードでの支援からソフトの面での施策を充実させていくことが必要になってくるし、 財政上の課題も区民に開示していきながら住宅政策に投じる税のあり方についても恐れることなくしっかりと議論していくべきです。

 次回住宅政策審議会は11月後半に開催の予定です。

2003年09月05日

道徳公開講座。

  本日区立第8中学校の道徳公開講座が開催され、参観させてもらいました。
公開講座は「地域に開かれた学校」を目指す我が区の方針に基づき、多くの学校が実践しているところです。

 八中では各学年毎に国際交流などのテーマに沿って授業が進められました。
写真は2年生「世界の中の日本人」をテーマに、国際協会から派遣されたオーストラリア人ポール・ ソールズベリーさんとのディスカッションを通じて、外国への理解と自国について見直そうとの試み。

 馴れないうちは生徒達もやや緊張ぎみでしたが、話が盛り上がるほどに熱気が・・・。
 生徒たちにとっても貴重な経験になったと思います。

 学校の教室に久しぶりに入りましたが、冷房が効いていました。この夏、中学校に設置されたクーラーが早くも活躍。 やや音が気になるかな?という印象は受けましたがやはり快適です。生徒の健康にも配慮し適正な温度設定により管理がなされるよう希望します。
  

2003年09月08日

第3回区議会定例会始まる。

 今日から、今年第3回目の区議会定例会が開会しました。会期は33日間。

 定例会初日の今日は朝10時~の議会運営委員会で追加提案事項、補正予算の説明を受け、付託委員会を決定。

 14時からの本会議では、10件の議案と2件の議員提出議案がそれぞれ提案説明されました。また、 本会議終了後決算審査特別委員会が開かれ、委員長・副委員長の互選が行われ、委員長には私達新生クラブより増子博樹議員がその任に、 また副委員長には自由民主党・無所属クラブの宮崎文雄議員が就任。

 私も、この決算審査の特別委員会の理事として審議・運営にあたります。

 明日から3日間に渡り、各会派の代表質問が行われます。本会議は14時より。

2003年09月10日

代表質問(戸井田ひろし議員立つ)

 代表質問2日目、我が会派を代表し戸井田ひろし政調会長が質問に立ちました。主な質問項目は・・・。

1.平成14年度決算について、区長の評価は?13パーセントマイナスシーリングの影響は? 事務事業評価をどう予算編成に反映させるか?

2.新行財政改革推進計画について、職員の削減・人件費の削減に明確な数値目標を!早期勧奨退職制度の導入を!
  民間委託を推進すべき。区有施設の適正配置、改修計画にはプロジェク トチームを立ち上げ検討すべき。

3.中小企業対策については、ポイントカード事業のより一層の充実。
  空き店舗対策としての「チャレンジショップ事業」に期待。
  融資制度について今一度検証を。

4.教育について、本年度より導入された「学力向上モデル事業」の現状は?学力評価システムも今後導入すべし。
  特色ある学校づくりの実現に向け、教職員のより一層の意識改革を図るべし。
 
などです。 

2003年09月11日

代表質問(高山泰三議員が質問に立つ。)

 各会派の代表質問3日目、我が会派からは昨日に引き続き新人の高山泰三議員が質問に立ちました。主な質問項目は・・・。

1.区有施設の有効利用について。区有施設の現況調査にシビックセンター庁舎部分と教育施設が含まれなかったのは何故か? 施設の有効利用にあたってはシビックセンターや学校施設も声域化せず、積極的に検討すべき。

2.学校施設の有効利用について、余裕教室の数は?具体的な利用策は?
他の施設との複合にあたり問題点はあるか?

3.施設の売却について、千駄木宮城県宿舎跡地購入にあたり低利用の施設の売却が決定しているがその進行状況は?また売却方法は?

4.区民サービスの一本化について、区民サービスの相談窓口を一本化し、区民の利便性の向上を図るとともに、 コストの効率化を目指すべき。

5.区の資金の調達と運用について、基金の運用指針は?資金調達にあたって特に変動リスクに対しどのような対応をしているか? リスク回避のための「デリバティブ取引」について検討すべし。

などです。
 尚、区議会代表質問についてはケーブルテレビで随時放映予定。区議会だよりや文京区ホームページでもその詳細について公表しています。
是非、ご覧ください。 

2003年09月12日

新行革計画示される。(分権・自治制度特別委員会から

 各会派の代表質問も終わり、今日から各委員会での審議が始まりました。
午前10時より、地方分権・自治制度調査特別委員会、清掃・リサイクル調査特別委員会の2委員会が並行して開催。

 特に分権・自治制度委員会では「文京新生いきいきプラン」なる今後の文京区の行革計画の素案が報告され、白熱した議論に・・・。

 同素案では職員定数の削減・施設の適正配置など5年間のスパンで、かなり思い切った計画が示されています。

目標値としては
1.職員数を5年で300人削減。人件費比率(経常収支比率のうち人件費  の占める割合)を35%に抑制。(現在は41.1%)

2.利用度の低い「寿会館」などを廃止し、区民会館・生涯学習館などと統  合。地域交流館としてリニューアルする。 廃止した後は転活用または売  却も視野に入れ検討する。

職員の削減はともかくとしても、既存の施設の廃止については利用者の立場からすれば多少異論もあるかも知れません。しかしながら、 他の自治体に比べ文京区は施設数も多く、しかも小さな施設が混在しているのも事実。
地域における配置についても、距離的問題など利用する上で大きな不便をきたさないのであれば、エリアを選定し、 施設の統合を図ることは必要だと考えます。

 今日の議論の中では、区民の声をどう聞いていくか?、区民に対してわかりやすく、丁寧に説明する必要があるなど、 最終案を作っていく上でのプロセスについての重要性やシビックセンターや学校などの教育施設の有効活用についての必要性なども問われていました。

 ちなみに素案で示された廃止予定の施設数は・・・
寿会館 8館
区民会館(地域活動センターなど)5館
その他(生涯学習館など)4館 

2003年09月13日

第13回ライオンズカップ(青少年サッカー大会)

  年2回、恒例の本郷ライオンズクラブ主催「青少年サッカー大会」 が小石川運動場で行われました。
私もライオンズのメンバーとして、1日大会運営のお手伝いをさせてもらいました。

 今回も400名近い、区内小学生を中心とした選手達が参加。13回目を数えますが、参加者は年々増加! 嬉しい限りです。

 それにしても猛暑の1日でした。私はほとんどテントの中にいたのですが
それでも暑さには参りました・・・。そんな自分とは うらはらに 子供たちの元気なことにはもうビックリです。

 熱射病にかかることもなく、何試合もこなす体力と精神力には子供ながらに頼もしい限りです。また、 審判員には都立小石川高校のサッカー部の生徒達が協力してくれるなど、運営の面でも着実に充実してきています。

 こうして築き上げた文京区の少年サッカーの礎を是非大切にしていきたいと願っています。

開会式では来賓の煙山区長より 「文京区の姉妹都市であるカイザースラウンテルン市から次回ドイツで行われるワールドカップサッカー大会への招待を兼ねて正式な招聘を受ける予定。 是非ともこの大会に参加している子供たちと一緒に訪問したい。」などと有難い挨拶も・・・。

 次回大会は来年4月、勝ち負けはともかくとして より成長した子供たちの姿が見られるのが楽しみです。

2003年09月14日

そして音楽が始まる。(イチ押しのTV番組)

 日曜日午後10時54分、東京12チャンネル放映の「そして音楽が始まる」 は私のお気に入りのTV番組の一つです。

 「そして音楽が始まる」は、誰もが知っている珠玉の「名曲」の中から毎回、ある1曲にスポットを当て、その「名曲」 に秘められた背景を炙り出し、背景に秘められた感動の物語をドキュメントすることを基本コンセプトとしています。

 今日はエルビスプレスリーの「ラブ・ミー・テンダー」がテーマ。
 先週は大沢誉志幸の「そして、僕は途方に暮れる・・・」でした。

邦楽・洋楽ジャンルにとらわれず「名曲」といわれた数々の懐かしい曲。
時代背景、作品に携わった人々の苦難や苦労そして喜び・・・そうした作品ができるまでのエピソードを知ることは、 私自身の人生にとってもいい刺激になり、感動になり知恵にもなります。

 そんな思いで毎週この番組を楽しみにしています。
 お勧めの番組です。是非一度ご覧になってください。

2003年09月16日

子育て支援は具体化できるか?(少子化・青少年対策調査特別委員会)

 午前10時より、少子化・青少年対策調査特別委員会ならびに防災・交通対策調査特別委員会の二委員会が並行して行なわれました。

 少子化委員会では午前中、福島県立医科大学・医学部人文社会学科教授 藤野美都子氏を講師にお招きし、 「少子化社会における子育て支援について」の研究会となった。

 少子化の進行は、今や深刻な社会となっています。
経済面では労働人口の減少は経済成長に大きな影響を与えると同時に、社会保障分野における現役世代の負担増が懸念されるし、 社会面では地方の過疎化・高齢化などにより住民サービスにも影響がでると予想されています。

 本年7月には「次世代育成支援対策推進法」が国会で可決。
これにより、地方公共団体は来年までに「行動計画」の策定が義務付けられ結果が問われることとなります。

 今日の質疑では具体的なプランは示されませんでしたが、幼保一元、保育園児の待機児解消、 男女共同参画社会の実現などテーマは山積しています。
文の京(ふみのみやこ)に相応しい計画となるようクォリティ(質)の高さ
を重視した計画にしなければならないと思ってます。

2003年09月17日

永年在職議員表彰は廃止へ(議会運営委員会)

 議会運営委員会が午前10時より開会。
10月18日から我が区を訪問予定の「ドイツ・カイザースラウテルン市公式訪問団」 の滞在スケジュールと公式レセプション等の報告を受けました。
今回は2名のカイザースラウテルン市議会議員が訪問予定との事。議会としての交流は議長に一任することに。

 その他の議会運営委員会での協議事項としては
1.永年在職議員表彰の見直しについて
2.議会における分煙対策について
3.和解および損害賠償に関する会議録の個人情報の公開について
4.区議会だよりの発行について
などが議題に・・・。

 なかでも1.永年在職議員表彰については、これまで20年・30年・40年と在職された議員を表彰する規定を、 全会派一致で廃止の方向で見直すこととしました。
当然の時代の流れだと思います。

議会運営委員会終了後、12時半からは幹事長会が開催され、第4回区議会定例会(11月~12月) の日程や提案事項などについての説明を受けました。

 午後3時からは30日から始まる「決算審査特別委員会」に向け会派での勉強会。

 午後5時勉強会終了後、区役所から地元へ・・・。兼ねてよりご相談を受けていた支持者のお宅を訪問。介護保険・ 要介護認定調査についてのご依頼に対応。

 午後7時半より汐見小学校PTAのバスケットボールチームの練習に合流。
 午後9時過ぎに帰宅。

 明日は、厚生委員会があります。この日記の更新を終えた後、質疑の準備など、最終確認をするつもりです・・・。

2003年09月18日

厚生委員会(常任委員会初日)

今日から、常任委員会が始まりました。初日は厚生委員会。私の所属する委員会です。午前10時から第1委員会室で開会。

主な審議・質疑の内容。
1.宿泊所に関する要綱の制定について。
  昨今、社会福祉事業の名目で生活保護者に住居を提供し家賃や生活費な
  ど徴収し利益を得る新手のビジネスが横行。劣悪な住環境や、近隣に与える悪影響などトラブルが絶えない。
  文京区でも湯島に事業計画が持ち上がり、近隣住民と紛争に・・・。
  事業者が撤退したことにより事態は終息しましたが、大きな波紋を呼びました。
  こうした問題を未然に防止するために、区として要綱を制定。
  法的拘束力はないにせよ、悪質業者を受け入れないという姿勢、近隣住民の意向を反映するという点では高く評価ができると思います。

2.アスベスト問題について。
  4年前、指ヶ谷保育園の改修工事が行なわれるにあたり建材よりアスベストが飛散、 0歳児を中心にアスベスト暴露による健康被害が大きな問題となりました。
  その後学識経験者・専門家などにより検討委員会が発足。暴露推定量や
  園児への悪影響について調査、今後の健康対策も含めた検討がなされ、
  4年の歳月を経てようやく最終報告がまとまるに至りました。
  今日の厚生委員会では、最終報告について検討委員会の内山会長に、改めて区議会第4回定例会の構成員会にご出席いただき詳細な報告と、 質疑を行なうことで合意。
  尚、検討委員会の最終報告はパブリックコメントを終えた後、煙山区長にその内容を答申、 それを受けて文京区としての対策を打ち出すことになっています。

3.グループホームの運営について。
  小日向の教職員住宅を20年間の定期借地権で区が貸し出し、民営のグ  ループホームが開設されることに。 区有財産を活用しての始めての試み
に期待がされます。

4.議員提出議案「乳幼児の医療費助成に関する条例の改正」(共産党案)
  医療費助成の無料化の範囲を小学一年生まで拡大を・・・。
  ○無料化の前に、予防に力点をおくべき。・・・否決すべきものと決定

5.銀提出議案「介護保険の利用料の免減について」(共産党・無所属案)
  生活困難者に対する利用料の免減については、国の特別対策による激変緩和措置にプラスして区としての独自免減制度を!
  ○介護保険が保険制度を採用している以上、自治体独自で免減を行なう
  ことは公平性の観点から妥当ではない。・・・否決すべきものと決定

6.その他 大腸がん検診について

午後5時半・委員会における審議をすべて終了。

2003年09月21日

雨続き・・・(根津神社祭礼)

  土曜・日曜と雨が続き、予定されていた根津神社の例大祭も散々な結果になりました。 私の記憶では、このお祭りは必ずと言ってもいいほどに雨が降ります。
でも2日間ぶっ通しで降り続いたのは初めてのような気がします。

 私の住む千駄木二丁目西町会では、予定されていた子供神輿や山車の渡御も土・日に渡り全て中止に。
楽しみにしていた子供たちにとっては、可哀想な結果になりましたが無理をして風邪を引かせるわけにもいきません。

 私はこの二日間、住まいのある千駄木二丁目西町会と実家・事務所のある根津藍染町会の2つの町にまたがり、お祭りの手伝いをします。
金曜日朝、神社の庫から神輿を出し、御酒所の設営など、土・日は子供・大人神輿の渡御、明日月曜日は早朝7時から片付け。計4日間、 祭りの手伝いで釘付け状態に・・・。それも2つの町にまたがるとなるとかなり疲れます。

 2枚の半纏を自転車のかごに、行ったり来たり。
威勢のいい掛け声や、子供たちのはしゃぐ賑わいの中で、何が何だ分からないままに時が過ぎていく・・・ふと気がつくと「もうこんな時間?」 てな感じです。

 写真は今日一日の日程を終え、藍染町から自宅へ向かう道すがら・・・。
さっきまでは雨の中を各町の大人神輿が通った騒ぎが嘘のように、静まり返った不忍通りの様子。

 明日の片付けが済めば、この長~い4日間も無事終了。
お祭りは、ストレス発散の機会の一つに思われていますが、私にとっては少し違います。
 事故無く、トラブル無く、つつがなく終えること。それがまず第一です。
 なんだか逆にストレスが溜まるかも・・・(苦笑)

 それでもやっぱり私も「下町生まれの下町育ち」。祭りは大好き、この時期は血が騒ぎます。

 そんな思いをいだきづつ雨の不忍通りを、家路へ・・・。

 今日はグッスリ眠れそうな気がします。

2003年09月22日

建設委員会(マンション紛争に関する請願)

朝7時より、千駄木二丁目西町会の祭りの後片付け。10時終了。
その後、子供神輿の担当責任者として会計に決算報告を・・・。
藍染町会片付けには参加できず。

 12時区役所へ、「建設委員会」を傍聴。
1.文京区住宅マスタープラン検討状況の中間報告。
2.主要土木工事の進捗状況・公園工事の進捗状況。
3.「緑の散歩道」の整備について。
 議案では
「文京区廃棄物の処理及び再利用に関する条例の一部を改正する条例」。
可決すべきものと決定。

 請願審査
「小石川5丁目旧レック跡地に建設予定中のマンションに関し、議会として事業者に対し計画の再検討を促すよう区に働きかけてほしい」 という主旨の請願。
近隣住民から提出されました。

 審査結果「保留」
 私達新生クラブの意見。
 民民の個々の紛争に対し、議会としてどれだけ踏み込むかは議論がある。
 他のこうした紛争との関係も出てくる。
 議会としては審議しないのが妥当。

2003年09月24日

総務区民委員会(第1日目)

  本日午前10時より「総務区民委員会」が開会。
総務区民委員会には今回も「補正予算」の審議も付託されいる関係で2日間の開催予定です。

 写真は第一委員会室の入口。委員会内部は撮影禁止なので・・・。

 今日は、区側からの報告事項と委員からの一般質問が行われました。
主な報告事項。
1.総合行政ネットワークへの参加について。
  霞ヶ関と全国の地方公共団体とをネットワークで結ぶ行政専門の情報基盤。
  電子公文書の交換や様々な共同利用が可能。15年度中に約3200団体が参加予定

2.区有施設における受動喫煙の防止対策について
  健康増進法の施行を受けて、文京区の具体的な受動喫煙防止対策がまとまる。
  これにより、シビックセンターやごうら荘・湯之谷やまびこ荘などをのぞき完  全分煙が実施される。

3.宮城県東京宿泊所「萩風荘」跡地の購入及び公有地の売却について
  萩風荘購入にあたり、財源としての売却対象となる公有地が最終決定。
  汐見地域活動センター・弥生第一職員住宅・原町材料置場の3敷地が対象に。

○「購入と売却のスケジュールにタイムラグが生じているのは問題。また、 具体的な売却方法についても明確になっておらず早急に対応する必要がある。」と我が会派成澤委員より指摘。

 明日は一般質問の続きと、補正予算の審議が行われる予定です。

2003年09月25日

会期の延長(衆議院選挙、執行費の補正予算)

   総務区民委員会2日目は「補正予算」の審議が行われました。

宮城県宿泊所跡地購入18億7000万円をはじめ、 財政調整基金への積立約13億円など合計約34億円に渡る補正予算案が可決すべきものと決しました。
総務区民委員会は午前中にて審議終了。

 12時半より「幹事長会」が開催。
想定される衆議院総選挙に関し、選挙執行費用の補正予算を組まなければなりません。解散が予定されている10月10日は定例会最終日であり、 同日に補正予算案を上程することは困難なことから「会期の延長」について協議。

 連休明け14日まで会期を延長し、同日本会議を召集、補正予算の審議をすることで各会派合意。 取り扱いを議会運営委員会に委ねることとしました。

 尚、衆議院選挙の日程は10月28日公示・11月9日投票が濃厚です。

2003年09月26日

競輪再開にNO!(後楽園競輪再開反対総決起集会)

「競輪再開に断固反対していこう!」そんなシュプレヒコールに800名の聴衆が立ち上がりました。

 写真は今宵、文京シビック大ホールで行なわれた「後楽園競輪再開反対総決起集会」の様子。

 この間、東京ドームでの競輪再開については6月24日、都議会本会議の石原都知事の所信表明で「早期に再開を検討したい。」 との発言を受けて以来、区ならびに区議会が一致して反対要請を続けてきました。

 本日加えて区民による反対団体が設立。

 以下に掲げる「後楽園競輪再開反対宣言」が採択され、今後、区民・区・区議会の「三者一体」 による反対行動を展開していくことが確認されました

 

          「後楽園競輪再開反対宣言」           

 戦後まもなく開催された後楽園競輪は、昭和48年に文京区民をはじめ多くの都民の願いによって廃止された。その際に、以後、 施行者の如何を問わず後楽園競輪場を自転車競技の用に供してはならないこととした。

 しかるに平成15年6月の都議会で、石原東京都知事が後楽園競輪の再会を言明された。これに対して、文京区は直ちに 「後楽園競輪再開反対本部」を設置し、区議会とともに反対の表明をした。

 また、競輪再開に反対する多くの区民により競輪再開反対文京区民連合を設立した。本日ここに、区民・区・ 区議会の三者が一体となって、後楽園競輪再開阻止に向け立ち上がった。

 我が文京区は、?外・一葉・漱石をはじめ、多くの文人が住み、あまたの作品を生み出し、 かつ作品の舞台ともなった歴史と文化のまちである。
さらに東京大学をはじめ多くの学校が所在する教育のまちである。

 かつて、後楽園競輪があった時代は、交通渋滞、ごみの投棄、盗難、女性子どもに対する迷惑行為が発生しており、 地域への悪影響は多大なものであった。後楽園競輪の再開は、他の競輪場の車券をも発売されることが十分予想され、 ほぼ一年中地域環境に悪い影響を与えることとなる。

 私たちは、歴史・文化・教育に恵まれたこの地を「文の京」(ふみのみやこ)として、 教育のまちにふさわしいまちづくりを目指しているところである。このまちに後楽園競輪はふさわしくない。

 よって、私たちは、後楽園競輪再開に断固反対すことをここに宣言する。

平成15年9月26日

                後楽園競輪再開反対文京区民連合
                文京区
                文京区議会

 

○私もこの趣旨に賛同し、競輪再開阻止に向け全力で行動していきます!

2003年09月27日

絶好の日和で・・・(根津幼稚園運動会)

運動会には絶好の日和でした。
根津小学校校庭で行なわれた「根津幼稚園運動会」。
汗ばむほどの陽気の中、園児達の元気いっぱいな姿に、保護者たちも大はしゃぎ。

 根津幼稚園も数年前から3年保育が始まり、園次数も増加、かつての活気を取り戻したようです。

2003年09月29日

中間議決。(本会議開かれる。)

 午前7時半から1時間ほど、交通安全週間の担当として不忍通りで「旗振り」を。
10時 議会運営委員会(人権擁護委員の議会からの意見聴取について、煙山区長より報告。 今日の本会議の流れなどについて事務局長より説明を受ける。)

13時 全員協議会
14時 本会議(各委員会に付託されていた、議案について採決。)
14時半 決算審査特別委員会理事会(明日からの委員会運営について協議)
15時 会派で明日からの決算委員会に向けて「勉強会}

 明日、決算審査特別委員会の初日は「総括説明」およびそれを受けての各会派の総括質問が・・・。 我が会派からは品田ひでこ委員が質問に立ちます。 

2003年09月30日

総括質疑(決算審査特別委員会初日)

 今日から、決算審査特別委員会が始まりました。
今日を初日に1週間かけて、平成14年度(去年)の文京区の歳出歳入決算が委員会で審査されることとなります。
 委員会の委員の内訳は新生クラブ6名(増子・品田・渡辺・戸井田・山本・根本)
自民3名・公明3名・共産3名・市民2名の17名。
委員長は、我が会派の増子議員が務めます。

 初日の今日は、区側よりこの年の決算についての総括説明を副収入役より受け、それに対して各会派より総括質疑が行われました。

 我が会派からは品田ひでこ委員が質問にたちました。
(主な質問骨子)
1.公会計改革について。
国や都の公会計改革の動きをどのように受け止めているか?
11年度より作成を始めた「バランスシート」の効果は?本区の財政状況の姿はどう見えてきたのか伺う。
行政コスト計算書はどのように有効利用がはかられているのか?

2.職員数と人件費について。
経常収支比率に占める人件費比率の推移はどうなっているか?
図書館の委託は人件費の抑制にどれほど寄与したか?
職員の超過勤務手当の抑制について、どんな努力がされているか?
退職手当への将来対応は?
職員の年齢構成に不安を感じる、対応策が必要では?

3.自主財源について
将来の自主財源をどのように考えていくか?
基金はどうするか?

などなど・・・。

○区側の説明・答弁から、ひっ迫する区財政の要因として人件費や職員の退職手当などの義務的経費の増大が挙げられた。
新行革計画では5年で300名の職員の削減が示されていますが、現行の退職不補充という形態を続けていくとなると、 職員の年齢構成のバランスが崩れ、将来職務の執行に支障が出る可能性も考えられます。
 こうした、状況下この決算を受け来年度の予算をどのように編成していくか?
ここ2~3年は文京区にとっても正に正念場となりそうな・・・。
厳しい区政運営が強いられそうです。 

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