今日から、決算審査特別委員会が始まりました。
今日を初日に1週間かけて、平成14年度(去年)の文京区の歳出歳入決算が委員会で審査されることとなります。
委員会の委員の内訳は新生クラブ6名(増子・品田・渡辺・戸井田・山本・根本)
自民3名・公明3名・共産3名・市民2名の17名。
委員長は、我が会派の増子議員が務めます。
初日の今日は、区側よりこの年の決算についての総括説明を副収入役より受け、それに対して各会派より総括質疑が行われました。
我が会派からは品田ひでこ委員が質問にたちました。
(主な質問骨子)
1.公会計改革について。
国や都の公会計改革の動きをどのように受け止めているか?
11年度より作成を始めた「バランスシート」の効果は?本区の財政状況の姿はどう見えてきたのか伺う。
行政コスト計算書はどのように有効利用がはかられているのか?
2.職員数と人件費について。
経常収支比率に占める人件費比率の推移はどうなっているか?
図書館の委託は人件費の抑制にどれほど寄与したか?
職員の超過勤務手当の抑制について、どんな努力がされているか?
退職手当への将来対応は?
職員の年齢構成に不安を感じる、対応策が必要では?
3.自主財源について
将来の自主財源をどのように考えていくか?
基金はどうするか?
などなど・・・。
○区側の説明・答弁から、ひっ迫する区財政の要因として人件費や職員の退職手当などの義務的経費の増大が挙げられた。
新行革計画では5年で300名の職員の削減が示されていますが、現行の退職不補充という形態を続けていくとなると、
職員の年齢構成のバランスが崩れ、将来職務の執行に支障が出る可能性も考えられます。
こうした、状況下この決算を受け来年度の予算をどのように編成していくか?
ここ2~3年は文京区にとっても正に正念場となりそうな・・・。
厳しい区政運営が強いられそうです。