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2006年11月のバックナンバー

2006年11月01日

新潟県加茂市からの来訪者!(鶴巻氏の活動は順調?)

13:00 友人の鶴巻さんが突然文京区役所を来訪。 幸い私も手が空いていたのでお会いすることができました。

 鶴巻貴弘さん(写真・中)とは汐見小学校のPTA仲間で、鶴巻さんが会長・私が副会長のコンビで1期2年を務めました。 その後突然に、鶴巻さんはふるさと新潟県加茂市の市長選挙に出馬宣言。周囲を驚かせました。 現在は東京と加茂との間を行ったり来たりの生活らしいのですが、活動は順調なようです。

 また嬉しいことに今日は鶴巻氏を応援してくださる加茂市議会議員の高井 保氏ともお会いすることができました。(写真・右) 初対面でしたが「鶴巻さんを市長にして、何とか加茂市を変えたい!」との熱い意気込みが伝わってきて、私にとってもいい刺激となりました・・ ・。

 新潟県加茂市は、新幹線燕三条駅から車で20分ほどのところにある緑豊かな地方都市で、 人口は3万5千人ほどの小さな市だと聞きました。今は主だった産業もなく・・・市の再生が急務だそうです。 鶴巻氏はこの加茂市をバイオテクノロジーの都市に変えようという壮大な構想を持っています。

 中には無謀だという声もあるようですが、無謀と勇気は紙一重です。 私はそうした鶴巻さんの勇気と決断そして実行力に心から拍手を送りたいと思っています。

 頑張れ鶴巻さん!

 新潟県加茂市にお知り合いの方がいらっしゃいましたら、ぜひご紹介ください。

2006年11月02日

仕込みです!(ポスター裏張り作業)

 民主党の政治活動用ポスターが完成、昨日実物が届けられました。
ポスターの全面に半分づつ中山よしかつ前衆議院議員とともに私の顔写真と名前を入れてもらっています。 今日は午後から根津事務所にてこのポスターの裏張り作業(両面テープ張り)をしました。(写真)

 まぁいわば仕込みの段階で、この裏張り作業が終わり次第、地元に出てポスターの貼付作業を行う予定です。

 私の名前・顔写真入りのポスターでもあるので、気合いを入れて、一枚でも多く貼れるよう頑張らなきゃと思っています。

 是非、ご協力のほどよろしくお願いいたします!!

2006年11月03日

スポーツの秋・文化芸術の秋!!(各地から・・・)

スポーツの秋、文化・芸術の季節でもあります。
今日はその象徴ともいえる「文化の日」。区内各地での催しを駆け足で巡ってきました。

午前、区立小学校PTA連合会バレーボール大会に出席。(写真)今年で35回目だそうです。 私も3年~4年前には汐見小PTAチームの選手として参加。相手チームから狙い撃ちをされて(男性はレシーバー専門です。) 悔しい思いをした記憶が甦ります・・・。(苦笑)
日頃は子供たちや学校運営に協力する立場ですが今日は「主役」です。大いにストレスを発散して、 夜の反省会ではおいしいビールで乾杯してください。

正午、友人の主催する絵画展を訪問。

14:00 地元区立第八中学校の作品発表会に駆けつけたのですが、一足遅く閉会式しか見られませんでした・・・残念。

2006年11月04日

介護予防事業その後・・・(出足は低調?)

 介護予防事業は将来介護が必要になると思われる高齢者を対象に、軽体操などの運動を中心とした事業に参加してもらうことで、 介護不必要の健康な体作りを促進していこうという新たなプログラムのひとつでです。

 介護予防事業に参加するためには、高齢者検診での健康チェックの後に「特定高齢者」となることが必須で、全高齢者の約5% がこの特定高齢者となることが見込まれていました。しかしながら1週間ほど前の新聞報道ではこの特定高齢者の把握がなかなか進まず、 全国的に見てもわずか0.2%(平均)しか「特定高齢者」として把握されていないことが明らかになりました。

 問題点としては、 (1) 健康調査における25項目の健康チェックリストの判定があまりに厳しすぎるために特定高齢者となる人が予想を大幅に下回ったり、 (2) 特に都心部では高齢者の実態把握と事業への誘導が難しいなどが挙げられています。

 この件に関しての文京区の状況についてはまだ調べていませんが、 高齢者検診の受診者見込みは約20,000人ですので特定高齢者は数字の上から言うならば×5%で約1000人というこになります・・・。

 写真は区内に4箇所設置された「包括介護支援センター」のひとつ「白山の郷」。 これからはこの支援センターが中枢となって地域の介護支援や予防を含めた相談事業などの拠点となっていきます。 「包括介護支援センター」としては、開設されたばかりでまだまだ区民には十分周知が及んでいない面もありますが、 今後積極的にPRをしていきながら介護の地域ブランチとしての役割を十分に果たしていってもらいたいものです。

 特に予防j介護事業については今後の介護保険制度の将来を左右する重要なテーマでもありますので、 私自身も注目をして見守っていきたいと思っています。 

2006年11月06日

ポスター貼付作業開始。(民主党政治活動用ポスター)

午後、かねてから準備をしていたポスターの貼付作業を開始。

 天気予報では午後から雨、途中作業も中止になることも覚悟していましたが、何とかもってよかったです。 おかげさまで地元の皆さんの暖かいご理解のもとに、既存の民主党ポスターの貼り替えも含め30枚近くを貼付することができました。 ご協力に心から感謝です。

 私が貼付しているのは民主党の政治活動用のポスター(写真)で、私個人のポスターではありません。 個人のポスターについては公職選挙法で一定の制限がありますが、(任期満了の6ヶ月前には撤去しなければなりません) 政党の政治活動ポスターには制限がないので、来年の統一地方選挙の告示直前までは掲示し続けることが可能です。

 このポスターについては、私にとって今後政治活動を行っていくうえでの重要なツールのひとつにもなるので、 地域の皆さんのご理解とご協力を得ながらこれからも地道に貼付作業を続けていくつもりです。

2006年11月07日

キーワードは「路地」・・・?(まちづくりワークショップ)

午前、昨日に引き続き民主党政治活動用ポスターの貼付。自宅付近の千駄木地区を中心に作業を行いました。
14:00 東京都特別区監査委員協議会総会(飯田橋・東京区政会館)に出席。

19:00 根津まちづくりワークショップに参加。(写真)今回で第4回目です。今日も各分科会(1. 景観まちづくり 2.下町の緑 3.商店街)に分かれて意見交換とまとめをしました。

 私は商店街グループに参加。古くからある地元の商店が衰退している反面、路地裏には個性ある飲食店(バーやカフェ、イタリアン、 蕎麦うどん店など)が増えてきている現状など、様々な変化やそれに対する対応についてメンバーがそれぞれ活発に意見を述べあいました。

 最後に行われた分科会の意見発表でも、どうやら「路地」は共通のキーワードになったようで・・・。

○谷中銀座のように、路地を活かした活気ある商店街を復活させたい。
○路地のある風景を残したまちづくりが大切。
○路地に出た鉢植えや草木も緑も排除しない景観づくりが必要。
などなど、根津のまちづくりにおいて「路地」は重要な役割を担うことになりそうです。
それにしても今日は参加者が多く(30名ほど)活発なワークショップになりました。 区から委託を受けたコンサルタントのスタッフの人達のコーディネイトもなかなかのもので、 住民の意向や気持ちをうまく引き出しまとめているように思われました。

 次回がまた楽しみです。

2006年11月08日

道路特定財源その後・・・(一般財源化はトーンダウン?)

13:00 日比谷公会堂で開催された「東京都道路整備促進事業推進大会」に参加。(写真)
今年も23区や三多摩など都内市区町村の区民・市民が一同に会し、東京における道路財源の確保に向け、 一致団結していこうという恒例のセレモニーが行われました。

 昨年のこの時期はちょうど、小泉改革の目玉のひとつであった「道路特定財源の一般財源化」が争点となり、 特定財源の維持を求める地方自治体と一般財源化を進める政府とのせめぎあいの中で、その関係がねじれ状態でありました。

 今年はどうかというと一般財源化については国土交通省も自民党もかなりのトーンダウンの印象。 冒頭講演に立った国土交通省道路局長も「一般財源化を前提とし、納税者に対し十分な説明を行い、その理解を得つつ、具体案を得る。」 とやや消極的。来賓を代表として挨拶した石原のぶてる自民党道路調査会長に至っては「冬柴国土交通大臣とよく相談して決める。」 と腰砕けの様相で、この問題が自民党内で紛糾した当時、反対勢力を食い止めるためにサンドバックに徹し決起した石原国土交通大臣(当時) の必死の形相はどこへ?といった感じ。

 先ほども述べたように道路特定財源の一般財源化は小泉改革の目玉のひとつ。 それがもうすでに瓦解しようとしていることを目の当たりにし、違和感を持ったのは私一人ではないと思います。(苦笑)

 郵政民営化造反議員の復党問題然り、今日の道路特定財源の問題もあわせて、 自民党が確実に元の自民党に戻りつつあることを確信するイベントでした・・・。

2006年11月09日

開講セレモニーです。(ハングル語講座初日)

13:30 文京日韓親善協会主催の「ハングル語講座」の開講セレモニーに出席。(写真)
同協会の事務局長を務めている私がセレモニーの司会を担当しました。

 このハングル語講座は、今年7月に活動を再開した文京日韓親善協会の初めての事業です。
 お蔭様で10名の受講者(全員女性です。)を迎え、今日から週1回(毎週木曜日)、合計12回の授業で初級レベル (観光に行ったときに通用する程度・・・?)達成を目指します。

 今日は初日ということで受講者の自己紹介もありましたが、みんな意欲満々でほとんどの方が韓流ブームの影響を受けているようでした。 講師を引き受けてくださった李先生も、韓国においては著名な先生ですが、まさにボランティア精神で引き受けてくださったのも、 「文京の日韓親善をより発展的に!」との思いの表れでもあり、私達事務局としても感謝しているところです。

 この講座の成功を目標にして、その後はハングル講座の第2期や韓国料理教室などを今後開催予定です。 イベントへの参加は協会の会員なっていただくことが条件になりますので、一人でも多くの方がこの文京日韓親善協会にご入会いただき、 両国の相互理解と交流の橋渡し役になっていただきたいと願っています。

 なお、文京日韓親善協会へのお問合わせは、事務所:文京区小石川1-4-8-401 ℡03(3811)3555までよろしくお願いいたします。

2006年11月11日

一歩いっぽ祭り(障害者の皆さんの祭典を巡りました。)

 午前、「福祉センターまつり」・「小石川福祉作業所一歩いっぽ祭り」と2つのイベントを巡りました。
いずれも施設を利用する障害者のみなさんの秋の祭典で、年に一度のビッグイベントです。

 写真は一歩いっぽ祭りの開会セレモニーの様子。くす球割でお祭りがスタートです。
バザーやゲーム、模擬店ではカレーライス・とん汁・フランクフルト・おでんとメニューも盛りだくさん。
値段も100~200円と極安・・・私も朝からカレーとフランクを賞味させてもらいました。

 障害者自立支援法が10月から本格実施、施設の運営や利用者の利用料などについて早くも不安の声が寄せられています。 文京区においても法内福祉作業所(小石川・大塚)については利用者の負担軽減や給食費の軽減策などが講じられましたが、 まだまだ課題も山積です。

 今後も利用者や施設関係者など現場の声を聞きながら、 自立支援法の不備な点や改正すべき点など私たちも十分に検討していかなければなりません。

2006年11月12日

年々向上しています!(防災コンクール)

9:00 区立第6中学校校庭で行われた「防災コンクール」に出席。

 今年も本郷地区の町会・自治会から22チームが参加、日頃の訓練の成果を競い合いました。
起震車での身体対応、煙ハウスの通過、初期消火、バケツリレー、応急担架の作成・負傷者の搬送と競技内容も盛りだくさん、 しかも大勢の観衆前での実演とのこともあり参加チームの皆さんの表情にも緊張感が漂っています・・・。それでも、 私も4~5年前に参加した頃に比べると参加者の技術や意欲は明らかに向上しているように思われました。

 結果、優勝は神明町会、準優勝・本郷3丁目金助町会、第3位には私が住む千駄木2丁目西町会が選ばれました。

 参加者の皆さん、そして応援の皆さん寒い中たいへんお疲れ様でした。今後もこうした技術やモチベーションを維持しながら”いざ” という時に備えましょう。

2006年11月13日

価値ある1勝です。(福島県知事選挙・民主党が制す!)

 佐藤栄佐久前知事の辞職に伴う出直し福島県知事選挙は昨日投票、即日開票の結果、 無所属新人で前参議院議員の佐藤雄平氏(58)-民主・社民推薦-が初当選を果たしました。

 民主党にとってはとても価値のある1勝です。

 それにしても自・公推薦候補に10万票に大差をつけての勝利には私も少し驚きましたがその背景には単なる「談合根絶」ばかりでなく、 様々な要因があったことが推測されます。

 知名度や地域密着度での佐藤氏の優勢、都会と地方の格差の拡大に不安の県民の声、 タウンミーティングでのやらせや郵政造反組の復党問題などに象徴される安倍政権・自公連立与党への疑念などなど・・・。 そう細かく挙げていくならば10万票の大差もうなづけるような気がします。また若さとイメージ先行で「風」 に頼った選挙が裏目に出たことにより、安倍政権が受けたダメージも結構大きいと言わざるを得ないでしょう。

 先日もこの日記「道路特定財源」の関連でご紹介させていただきましたが、昨今の自民党の周囲から感じとれるおかしな情勢に対し、 「今の自民党は確実に小泉政権前の古い自民党に戻りつつある・・・」 そんな思いが徐々に国民の中にも芽生えてきたのも事実ではないでしょうか・・・?

 いずれにしても私達民主党はこの結果をしっかりと受け止めて、 直近の沖縄県知事選挙や来年の統一地方選挙そして参議院議員選挙へとつなげていかなければなりません。

 

 

 

2006年11月14日

「まさし日記」タグをクリック!!(ある読者からの苦情)

 今日、「まさし日記」の読者の方から「HPがリニューアルされてから日記が読みにくくなった・・・。 」との苦情をいただきました。
 どんな理由かというと、「これまでは何日間に渡ってまとめて見られた(一画面スクロール)日記がその日一日だけの表示になった。」 とのことでした。

 写真は私のオフィシャルサイトのトップページです。
今回のリニューアルの結果、最新記事3日間の見出しが表示できるようになりました。 しかしその日付をクリックするとその日の日記だけしか現れず、それ以前の過去記事については見ることができません。

 ご指摘いただくまで私自身も気づかなかった盲点でした・・・。ちなみに過去何日間に渡っての記事を一括表示するには、最新記事の上の 「まさし日記」(青反転表示)をクリックすれば過去10回分の記事がいっぺんで見れるようになります。でもどうやら説明不足だったようです。 (反省・・・)

 ご迷惑をおかけしました・・・。

 今後お気に入りに追加し定期的にご覧いただく際には、この「まさし日記」タグ(青反転表示・写真参照) をクリックし過去記事を含む画面を表示、ご確認いただいてから、「お気に入り」に追加いただければ幸いです。

 よろしくお願いいたします。

 

2006年11月15日

郷土史考察。(加瀬順一さんにお話を聞く・・・。)

先週末会合先でご一緒した小石川表町町会会長 加瀬順一さんから一冊の本を頂きました。

 「千川通りと小石川・川について」という表題の郷土史で、加瀬さんご自身が著されたものだそうです。
小石川の地名の由来、小石川と千川上水との関係、また江戸時代のこの地域の水道事情に至るまで詳しくそしてわかり易く紹介されていて、 とても参考になりました。

 加瀬会長さんは現役(ご家業は製本業)を退かれた後、町会長を務めながら大好きな郷土史研究や著書の編纂に励まれています。 これまで10冊以上の郷土史を作られているとのことでした。また、頻繁に文京区議会を傍聴されるなど、 大変な勉強家であり見識者でもあります。

 今日は先日のお礼にとご自宅へ挨拶に伺ったのですが、 いろいろとお話を伺いながら加瀬さんの文京郷土史に寄せる思いや熱意がひしひしと伝わってきました。そして新たに 「だれかのコピーじゃ面白くない元根津・根津神社・根津権現 続江戸雑学」「谷端川と松尾芭蕉」 と2冊の著書を頂戴しちゃいました。

 ありがとうございました!

 加瀬順一さんは現在76歳。座右の銘は江戸時代の大儒学者・佐藤一斎の「言志録」の一節。
 少而学則壮有為   少にして学べば 則ち壮にして為すことあり
 壮而学則老不衰   壮にして学べば 則ち老いて衰えず
 老而学則死不朽   老にして学べば 則ち死して朽ちず

 その座右の銘の通り「生涯勉強」を貫く立派な方です。お会いできたことを嬉しく思っています。

 

 

2006年11月16日

定期監査です。(柏学園から・・・)

13:30  監査委員の仕事で千葉県柏市の郊外にある区立柏学園(写真) に行ってきました。

 同学園では区立小学校4・5年生を対象に宿泊を伴う移動教室が行われています。また開園は昭和21年という・・・ とても歴史のある学園です。私も小学生のときにはお世話になりました。

 施設は古くはなっていますが、緑には恵まれており近くには手賀沼もあるので自然体験学習にはもってこいの立地です。

 今日は学園長(学事係長が兼務)より17年度の事業実績や今後の課題などについて説明を受け、その後学園内を視察しました。  隣接する総合運動場が廃止されることによる影響も多少あるようですが、学園内には大きな原っぱや立派な体育館もあります。 また自然体験という点では近隣農家の見学や飯ごう炊飯、竹細工つくりなども子供たちにとっては貴重な経験になっているようです。

 運動機能という点では目白台運動場の取得でより便利になるわけですから、今後の柏学園の活用については 「自然体験学習により力を注いでいくべき・・・」と、現場を見て感じました。

 

 

 

2006年11月17日

「折り梅」上映会と監督トーク。(シビックシネマサロンから・・・)

13:00 シビック地下2階学習室で「映画・折り梅上映会と監督トーク」(文京アカデミー主催) が開催。
    会場には100人近くの区民の方々が集まりました。

 映画折り梅は、2001年に製作・初上映。 義母がアルツハイマー型の認知症となったことで崩壊しかけた家族が介護を通じて様々な葛藤を経て、 見事に再生したという実話に基づき作られた感動作です。

 

 初上映以来、全国各地で自主上映が続けられ2004年には観客動員数100万人を突破しました。 文京区でもこれまで何回か上映会がありましたが文京アカデミーの主催は初めてです。

 今日は上映会と共に監督である松井久子氏も招かれ短いトーク(講演)も行われました。

 以前この日記でもご紹介しましたが(2004年5月31日)、監督松井久子は私の母方の従姉(いとこ)です。
私の家と松井家とはとても親しかったので、子供の頃は頻繁に遊びに行っていましたし久子さんにもよく遊んでもらったことを記憶しています。 当時彼女は早稲田大学文学部で演劇の勉強をしていましたが、卒業後は雑誌の編集(たしかan anだったと思います。) や芸能プロダクションの経営などを経て映画の道に入るという・・・まさにに自立した女性の先駆的な生き方をしてきた人でした。

 今日のトークでも「折り梅」製作裏話などが明かされましたが、彼女がどれほど介護の現場を歩き勉強してきたかがよくわかりましたし、 今日訪れた区民の皆さんの中にも介護に関する実体験者が多いようで、会場からも「共鳴」する意見が寄せられました。

 とてもすばらしい上映会だったと思います。

 映画というとどうしても派手なイメージが頭に浮かびますが、 今回の上映会のように地道な積み重ねが徐々に社会に浸透していく・・・・その大切さや重みを今回私自身も肌で感じ、 あらためて思い知らされたような気がしています。

 次回作品の製作に向け、松井久子も準備を進めているようです。次回は明治から昭和にかけて活躍した彫刻家イサム・ノグチの母「レオーニ」 を主人公に、女性の自立や母としての生き方をテーマ・表現する作品だそうです。

 またノグチ親子は小石川に住んでいたとのことで、文京区とも関係が深そうです。

 今後、私もできる限りの手伝いをしていかねばと思っています・・・。

 

 

 

2006年11月18日

社会福祉活動の一日でした。(各地イベント巡り)

10:00 区立大塚福祉作業所「一歩いっぽ祭り」開会セレモニーに出席。 日頃作業所に通所している利用者の皆さんにとっては1年に一度の「お祭り」です。

バザーあり、ミニコンサートあり、模擬店ありと・・・保護者や地域の方々などの協力も得て、今年もすごく盛り上がっています!
私も模擬店から漂ってくるおいしそうなニオイに誘われて、朝からおでん(200円)とフランクフルト(100円)を堪能してしまいました。 (写真左は飯田康治区議会副議長です。)安くて美味でした!!


 

 

11:30 区民センターで開催されている「文京ボランティア市民活動まつり」へ。 今年で第16回目を迎えるこのイベント、今回も区内各地から70数団体が参加して、団体紹介や展示・体験コーナーなどで、 文京区を支えるボランティアの方々の存在を大々的にPR。私が顧問を務めている本郷鍼灸あん摩マッサージ指圧師会も今年も参加、 無料マッサージやはりの体験コーナー設置しました。(写真)

 最近は無資格のマッサージ業者も増えているので、こうした機会を通じて正しい施術・ 治療について体感してもらおうという趣旨で設置されたこの体験コーナーですが毎年大好評、 いいPRになっているようで私も嬉しく思っています。

 

 

13:00 九段会館で行われた「NPO法人 くりの会 発足式」に出席。
 私が20年以上もお付き合いをしている民謡家・藤堂輝明さんが会長に就任しました。(写真)「くりの会」は福祉施設を訪問し、 歌や楽器演奏で入所者のみなさんの「心のケア」を図っていこうという趣旨で設立されたNPO法人です。 私も以前から藤堂さんや理事長になった畠山さんからも相談を受けていましたがこんなにも早く法人の発足式ができるとは思ってもいませんでした。 関係者の皆さんの熱意と行動力には心から敬意を表します。

 私も今日申し込みを済ませ、正会員となりました。近い将来きっと文京区にも訪問してもらえることでしょう。

 

2006年11月20日

第4回区議会定例会始まる。

 今日から第4回区議会定例会が開会しました。今回の定例会の会期は今日から12月8日までの19日間です。

10:00 議会運営委員会 新たに追加された議案の説明・付託委員会の決定。 明日から行われる予定の「一般質問」の日程、請願や意見書などの取り扱いなどについて協議。

10:30 監査事務局にて例月出納検査。(監査委員としての仕事です。)10月分の区の出納状況について検査しました。
11:30 議会運営委員会 正副委員長打ち合わせ。
12:00 会派総会 会派所属議員で今後の日程や議会運営などについて確認。

13:00 全員協議会(第1委員会室) 全議員が出席のもと、議会運営委員会での決定事項や本会議の流れなどについてあらためて確認。

14:00 本会議 今定例会に提案される議案についての提案説明の後、付託委員会を決定。

 明日から各会派による一般質問が3日間に渡り行われる予定です。

2006年11月21日

コミュニティバス 運行ルート固まる。(一般質問から・・・)

14:00 本会議。今日から来週にかけて3日間に渡り各会派による一般質問が始まります。初日の今日、 我が会派からは東村昭平議員が質問に立ちました。

 質問項目は以下7点。
1.地方分権と特別区区長会の果たす役割、および煙山区長の抱負について。
2.区有財産の有効活用について。
3.まちづくりと震災対策。
4.コミュニティバス運行事業。
5.少子化対策と子育て支援。
6.いじめ対策。
7.第5中学校と第7中学校の統合について。

 私が注目したのはコミュニティバスの運行事業について。
来年導入が予定されているコミュニティバスについては、つい最近その運行ルートが明らかになりました。
そのルートは・・・春日(シビックセンター)→白山→千駄木→本駒込→春日(一部循環)となる模様で現在、運営形態や事業者の設定、 補助金の精査などが行われているようです。

 以前この日記でも意見を述べましたが私としては「コミュニティバスの導入」については消極的賛成の立場です。
需要はあるか?費用対効果の面で充分な成果が得られるか?都営バスとの共存が図れるか?などがその理由です。
今日の東村議員の質問もそのような観点からの質問でした。
(質)ルートの特色は?
(答)公共交通不便地域を結び、既存バス路線を極力避けながらも、後楽園、六義園、根津神社などの観光地を経由し、 大学病院や公共施設へのアクセスにも配慮した路線設定になっている。

(質)乗降客数の見込みは?
(答)導入時から年々増加。5年後には初年度の1.8倍にあたる一日あたり1,100人を見込んでいる。その後は横ばい安定化する。

(質)費用対効果は?
(答)初期投資分を5年間の減価償却で計算した場合、初年度は300円/一人の支出。5年後には約160円程度まで圧縮できる。

(質)路線拡大についてはどう考えるか?
(答)JR駅との接続や他区のコミュニティバスとの相互乗り入れを検討していく。

 写真は台東区のコミュニティバス「めぐりん」。数年前に導入以来、結構話題となり、それなりの効果も挙がっているようです。 その他の自治体でもコミュニティバスは積極的に導入されているようですが・・・。

 大事なことは「税金を投じてまでも人の往来・利便性に寄与していくその妥当性と必要性」という視点であり、従って、 効果がなければ意味がないということに尽きると思います。それ故に導入に当たってはより慎重に考える必要があるのでは?私はそう考えます。

 今日の質疑の内容からすれば、費用対効果やこれからの展望についてはある程度納得のいくものでいたが、 今後はより綿密な調査と可能性を模索しつつ取り組んでいく必要があると感じています。

2006年11月23日

青少年サッカー大会は高評価!!(ライオン誌・全国版に掲載記事)

 写真はライオンズクラブの全国機関誌「ライオン誌12月号」。

 今回この機関誌に我が本郷ライオンズクラブが長年開催してきたアクティビティ(奉仕活動)「文京区青少年サッカー大会」 の紹介記事が大きく掲載されました。同サッカー大会についてはこの日記でも何度も取り上げているので説明は省きますが、 こうした全国誌に活動が紹介されるのはこのアクティビティへの高い評価でもあり、私達メンバーにとっても大きな勲章になりました。

 編集局との打ち合わせや原稿の下書き、写真の準備などは副幹事の私が担当。 下書きはたっぷり書いて充分PRしたつもりですが紙面の関係で少し削られてしまって残念・・・。

 でもこうして大々的にPRしてもらえたことは今後の大きな励みになります!

2006年11月24日

来年度子育て支援事業に注目。(一般質問から)

14:00 本会議。祭日を挟んで各会派による「一般質問」の2日目です。

 高畑久子議員(共産)・堀内喜司夫議員(公明)・名取顕一議員(自民)の3名が質問に立ちました。 3議員が共通して取り上げた話題は来年度の子育て支援事業について。 子育て支援施策については来年度予算の目玉として合計8事業の内容が明らかになりました。

 特に乳幼児医療費助成については、東京都の来年度の対応に併せて区独自で対象を一気に拡大。 (就学前までだったものを義務教育修了まで)
23区の中でも先駆的な取り組みになると思われます。 これまで私たちは乳幼児医療費助成については東京都などが主体となって広域的に取り組むべきと主張してきました。 東京都も来年度は対象を中学生までにするなど一定の拡大を予定しているようですが、 助成額については自己負担分の1/6にとどまるなどたいへん不十分な結果となりそうです・・・。それらを受けて、 私たちも区独自策を区に要望したところですが今回の拡大は煙山区長にとっても大英断であり高く評価できるものです。

 しかしながら、助成拡大による東京都と文京区の今後の負担額については、 都が1億2200万円に対し区が5億1200万円程度と大きな不均衡が生じることも予想されます。 今日の堀内議員の質問に対する区長の答弁では「今後の財源対策については、所得制限の撤廃と負担割合の見直しを都に働きかけるとともに、 国に対しても義務教育までの医療費助成制度の制度を要望していく。」とのことでした。

 子供の健康や安全を守っていく施策については、一義的には国や都道府県などの広域行政が主体的に取り組んでいくことが「あるべき姿」 だと私は思っています。今後も粘り強く国や都に働きかけていくことがとても大切です。

<参考>その他の来年度予定されている子育て支援策。
1.保育園第3子保育料助成事業(第3子以降の保育料の無料化)
2.地域子育てステーション(保育園の地域開放と相談・指導の充実)
3.延長保育スポット利用(スポット利用枠の創設で緊急利用児童の保育などを実施)
4.子育て広場開所時間の延長
5.新生児沐浴指導事業
6.特定不妊治療費助成事業(医療保険適用外の医療費について1年度あたり10万円を限度に最大5年間助成)
7.子育て支援カウンセラー派遣の充実

2006年11月25日

ファースト バイト・・・?(今時の披露宴)

14:30 松嶋優市くんと宮川英里さんの結婚披露宴に出席。

 新郎優市君とは5年ほど前に、彼が就職のために故郷熊本から上京した際に出会いました。彼の叔父さんである矢加部清隆氏(熊本在住) とは古くからの友人で、「甥っ子を頼む!」との彼からの要請もあり、それ以来、私が東京での親代わり・ 兄貴分として優市君を見守ってきました。

 現在は品川にある旅行会社の管理部門に勤務、 英里さんという良きパートナーを得て一歩一歩着実に歩んでいる彼の様子を見て私も誇らしく、そして嬉しく思っています。

 写真はウエディングケーキ入刀の後の一場面。二人でケーキにナイフを入れたあと、 今度はフォークでケーキを相手の口に入れてあげる儀式だそうです。ファーストバイト(最初の一口という意味?)と呼ばれているそうで、 私も初めて見ました・・・・。 その他にも新郎新婦がお色直し中に抽選で指名された24人の出席者がメインテーブルのキャンドルに火を灯す場面があったりと、 今時の披露宴って面白いなって思いました。

 お二人の前途に幸多かれと祈ります。

 それと、約10年ぶりぐらいで叔父さんの矢加部清隆氏とも再会しました。相変わらず元気そうで何よりです。 彼自身来年の熊本市会議員選挙に出馬の予定だそうで、互いに健闘を称え合いました。 そして今日午後6時東京発の夜行列車でお兄さんと一緒に故郷へ帰っていきました。(飛行機が苦手だそうです)熊本に着くのは明日の正午。 お兄さんお付き合い本当にご苦労様です・・・。

2006年11月26日

地域防災運動会を開催!(汐見小学校校庭から・・・)

8:30 汐見小学校の校庭で「地域防災運動会」が行われました。

 私の住む千駄木2丁目西町会、汐見小学校、区立第8中学校、本郷消防団第5分団による共同開催です。 毎年恒例の行事で今年で4回目くらいになるでしょうか、今日も地域住民をはじめ汐見小児童・ 8中生徒およびPTAなど150名以上の参加者が集まりました。

 

 

 

 

参加者は4チーム(白・青・ピンク・黄色)に分かれて種目別対抗戦で優勝を目指します。 普通の運動会とちょっと違うのは、競技種目にいろんな工夫が凝らされているところです。

 写真右一番上は恒例人気種目の「コンパネオンゲーム」。地面より30センチの高さに60センチ四方のコンパネボードを置き、 その上にいったい何人乗れるかを競い合います。ちなみに1位になったチームは18人の選手をコンパネの上に乗せました。

 

 

写真2番目は「担架でわっしょい競争」。本郷消防団第5分団の考案によるリレー競争。1チーム3人で担架を作成し、負傷者(人形) を搬送するリレー競技です。みんな自分で担架を作るのは初めてのようで、とてもいい経験になったことと思います。

11:30 全競技(8種目)を終了。優勝の栄冠は白チームが勝ち取りました!(写真3番目)

 

 

 閉会後は本郷消防署による防災講演会・非常食(炊き込みご飯とシチュー)の試食を体験。有意義な半日でした!!

2006年11月28日

サーマルリサイクル実証実験、その後・・・(清掃リサイクル特別委員会)

10:00 区議会第1委員会室(写真)で清掃リサイクル調査特別委員会が開会。私も委員として出席。 本日より本会議場(一般質問)から委員会室へと論戦の場が移ります。

 17年度文京区における清掃・リサイクル事業の実績や特別区清掃一部事務組合と㈱東京ガスとの間で進行中の「合弁会社設立」 について、またサーマルリサイクルの実証実験の途中経過についてなど・・・区側より報告を受けました。

 これまで不燃ごみとして処理されていたプラスティック容器や発砲トレイ、ラップなどいわゆる「廃プラスティック」については、今後 「熱処理」(焼却)による回収、いわゆるサーマルリサイクルが導入される予定です。(文京区でも19年度からモデル事業を開始予定。)現在、 大田区や品川区などでは大気や排水などへの影響を調べるために認証実験が行われている最中です。 品川区では結果がまとまりこの度公表されましたが、今のところダイオキシンや汚水・ 化学物質などの環境に与える影響については心配がないようです。

 とはいえ安心できるとも言えません。今後も他の地区の実証実験についての結果もあわせて評価し、導入には慎重を期するべきです。 来年度わが文京区において実施予定のモデル事業については、実施地区・時期などについてもまだ未定とのことですが、その対応についても 「焼却ありき」で進めるのではなく、ペットボトルや食品トレイなど再利用できるものについてはでき得る限りリサイクルを促進し、 環境に配慮した施策を展開すべきと考えます。

2006年11月29日

放置自転車対策、現状と課題。(防災・交通対策調査特別委員会)

10:00  区議会第1・第2委員会室で「防災・交通対策調査特別委員会」「少子化・ 青少年対策調査特別委員会」の2委員会が同時開催。私はどちらの委員でもありませんが防災・交通の委員会を傍聴。

同委員会では・・・
1.災害時における理容業務活動に関する協定の締結について。
2.平成18年度放置自転車対策状況について。
以上の2点についてそれぞれ担当課長より説明・報告を受け質疑が行われました。

 特に「放置自転車対策」については区政における大きな課題のひとつでもあります。
写真右は春日町交差点の下に設置された自転車駐車。262台の駐車(登録制)が可能です。 現在文京区ではこのような自転車駐車場を全部で13箇所、地下鉄やJR駅付近に設置しています。 放置自転車の撤去についてはこのような駐車場設置済み区域付近を「放置禁止区域」に指定した後、 それでも放置された自転車については撤去するという手順を踏んでいます。

 ちなみに平成18年4月~9月の6ヶ月間で撤去された区内放置自転車数は5,704台にも上っています。 うち約6割は持ち主に返還されますが、残りの4割りについては持ち主が見つからず処分されているのが現状です。 (一部リサイクルされガーナやベトナムなどの発展途上国にプレゼントされていますが・・・)

 撤去費用についても1台あたり4,500~5,000円とばかになりません・・・。 区としては駐輪場を設置することにより放置自転車をなくそうというのが意図するところですが、あまり効果が挙がっていないのが現状です。 しかし、これは文京区だけの問題ではなく都心部の自治体ではどこでも同じ状況のようで23区でも共通の課題となっているようです。

 放置自転車の減らない要因としては1.自転車が安価で手に入るようになったことや。2.駐車場に止めている時間がないなど、 使用者側の理由もあるようですが・・・ 特に文京区の特徴としては歩いても問題ないような距離でも自転車を使用する人が多いという実態も明らかになっています。

 今後文京区としては、千石駅や新大塚駅・護国寺駅周辺に自転車駐車場を設置していくことをまずは当面の目標としているとのこと。

 この問題・・・まずは使用者のマナーに委ねるのが一義的ではあるものの行政としても今後「新たな一手」 を積極的に打っていかなければ根本的な問題解決には至らないでしょう。知恵を絞らなければなりません。

 放置自転車対策については今後もこの日記で詳しく取り上げていきたいと思っています。

2006年11月30日

会議規則・委員会条例改正へ(議会運営委員会)

10:00 議会運営委員会が開会。私が委員長を務める委員会です。

 今般、地方自治法の議会関係規定が改正され、11月24日より施行されました。 それらを受けて文京区議会でも会議規則や委員会条例を改正する必要が生じています。 今日の委員会ではそれらについての検討事項の整理と質疑が行われました。

議会関係規定に関する主な検討事項は・・・。
1.専門的知見の活用
2.議長の臨時会招集請求権の付与
3.常任委員会への所属制限の撤廃
4.議長による常任委員の選任
5.常任委員会の議案提出権
6.議会運営委員会および特別委員会
7.会議録の作成等

 これらの項目について規則・条例を改正するか否かをそれぞれ検討し改正案をまとめていかなければなりません。 今後のスケジュールについては、12月8日の議会運営委員会で再度協議・検討をし、 その後は必要に応じて理事会を開催し改正案をまとめ来年の第1回定例会には議決するということで、委員の意見が一致しました。

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