10:00 文教委員会(第1委員会室)が開会。
今日から常任委員会が始まりました。
区側からの報告事項が17件、議案審査1件、請願は1件と盛りだくさんの内容ですが、主な質疑・
議論の論点を抜粋してまとめると以下の通り・・・。
1.「子ども手当」の支給について
文京区における支給対象児童数は20,988人(13,826世帯)。第1回目の支給は明日6月10日で、12,005人へ支給予定
(全体の57%)。
第2回で(6月25日予定)で全体の80%支給を想定。
2.旧元町小での「病後児保育」の実施について
旧元町小学校内に順天堂大学による事業所内保育所および病後児保育施設が6月15日開設予定。事業所内保育所の文京区民枠は10名。病後児保育の定員は6名で区民が対象。
昨日視察してきましたが(写真上・下)、施設の整備も順調進んでいるようで環境も良好、区民ニーズに大きく応えるものと考えます。
3.保育園の入園状況について
4月1日現在、
待機児童数は106名で前年度に比べ20人の増。昨年度、区立保育園の定員改定や認証保育所の誘致で135人分の定員枠の拡大を図ったが、
入園申込者が116人増えるなどの要因もあり、結果として待機児童数は増加。
待機児の保護者の状況は①休職中 38名(35.8%) ②常勤・自営 27名(25.5%) ③パート 18名(17%)
④自営協力 14名(13.2% )などで、昨年に比べ自営協力が大幅に減少。
年齢別待機児数は 1歳86人 0歳43人 2歳37人 3歳18人 4・5歳0人 と今年度も0・1歳に待機児が多い。
定員枠を増やしても、それ以上に申込者が増えるという状況が続いています。8月には新たに大塚に認可私立保育園
(定員60名)が開設されるようですが、まずは 実情と問題が起こっているその要因を今一度しっかり把握する必要があると思います。
その上で効果的な策を講じていくべきです。
4.区立幼稚園における預かり保育の利用実績について
昨年度より区立幼稚園全園で実施、園によって利用にバラつきが出たが、4・
5歳児の保育園待機児がゼロになるなど待機児対策としての効果は挙がった。
今後は在園児童数や地域特性等を勘案しつつ定員改定などについて見直していく。
5.学校選択制度に関するアンケート調査集計結果について
4月1日現在、区立中学校1年在籍生徒及びその保護者を対象に、毎年行われているアンケート調査。回答率は53.2%だった。
今回も様々な意見が寄せられた。こうした意見を今後の学校選択制度運営のための参考資料とするとのこと。
17:00 委員会は予定されていた質疑、審議を終えることができず明日引き続き委員会(第2日目)
を再開することとなりました。