がんばらない宣言・・・?(新聞広告から。)
今朝、新聞で興味深い広告を目にしました。全面広告です。
ポスター風のその広告。写真はどうやら東北の冬の風景。
深雪の木立をバックに中年の男性が立ち、遠くを見つめています。
その人は作家の椎名 誠氏。
キャッチコピーは「がんばらない宣言 いわて」
岩手県の広報広告です。
きっと椎名氏は岩手県の出身なのでしょう。
森からの恩恵を裏切らない。
森羅万象とともに生きていく。
それが岩手を現代の理想郷と思えるゆえん。
いわて型ペレットストーブは、その象徴なんじゃないかな。
椎名 誠
そんな文句に興味津々、紙面左下に目をやるとストーブの写真と、「がんばらない宣言」がストーブになりました!と商品のPRが・・・ 。
どうやら岩手県は地域振興の一環として、ストーブの販売をしようとしているらしいのです。よく読んでみるとそのストーブは 「いわて型ペレットストーブ」といって、岩手の特産である「南部鉄器」の技術を利用し、燃料には自然にやさしい「木質ペレット」 を 用いるとの説明。
「がんばらないとは言ってるけど岩手もなかなかやるな。」そんな印象。
こういう創意・工夫・またチャレンジする姿勢が、今の地方自治体に求められているのだと思います。見習うべきものがあります。
「がんばれ岩手!」と応援したい。
しかし、これは余談になりますが・・・。
この「いわて型ペレットストーブ」に興味をもった私は早速、広告に謳われていた岩手県のホームページにアクセス。
「がんばらない宣言」のページに行き着いたものの、ペレットストーブの詳細説明はみあたらず・・・・(う~ん)
次にお問い合わせ先とあった「岩手県産業振興課」に電話してみました。
これまた、発信音はするものの通じず・・・・・・。
電話が殺到してパニクってたのでしょうか、日曜日で県庁が休みで通じなかったのでしょうか・・・?
詳細についてはわかりませんが、ちょっとがっかりです。
少なくともこれだけのPRをするのですから対応は充分でないといけない。
マーケットはクイックレスポンスに敏感なのです。
そう思います。(苦笑)