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2021.01.16
今年初めての投稿になります。遅ればせながら本年もよろしくお願いいたします。
東京に2回目の非常事態宣言が出て1週間。
テレビやマスコミでも報道されているように、この弥(谷)根千界隈でも人の流れに大きな変化は見られない感じ・・・。
私自身も、夜の外出は控えているものの地元での買い物やランチは極端な抑制はしていない。
今日は昼、買い物に出かけた。谷中の夜店通り商店街を自転車で通ったところ、いつもは行列ができている「麺や ひだまり」が珍しく空いていた。
すかさず 入店。
注文は看板メニューの「和塩らぁめん」。
私が入った後に急に混み始めたのでラッキーだった。
らぁ麺マニアではないので「うんちく」は語れないが、ここの塩らぁめんは本当においしい。個人的にもここの細麺はお気に入りで、スープは塩味というより「だし」味といったほうが わかりやすいかも知れない。
ベースは魚介だろうか?
チャーシュウも2種類で、注文を受けてから炭火で炙るというひと手間が嬉しい。柚の香りも、その上品さを引き立てているようだ。
おいしかった。ご馳走さまでした。
ここへ来る途中、友達に会い 立ち話をした。(もちろん、ソーシャルディスタンスで)
サラリーマンの彼は聞けばもう3か月以上会社に出社していないとの事。「家にいることには馴れたけど、家族以外の人とリアルに話さなくなったのは辛い」とこぼしていた。
私もzoomやG00gle Meetを、会議や集会で利用して、テレワークもどきを体験してきたがやっぱり 何となく味気ないし、持続するのも厳しかった。
ましてやコロナ禍で、マスクが当たり前になり 人の判別も 簡単ではなくなった。会っていないと顔の認識も薄れていくのだろう・・・・。
人間はリアルに出会い、コミュニケーションし、スキンシップをとる。
そうでなければ生きていけない生物であると 少しは認識できたことはこのコロナの残した僅かな財産だったのではと思う。
特にコミュニケーションが必要な若い人達には この困難は本当に気の毒だ。
行政もマスコミも若者への注意喚起を強く呼びかけているが、友達とも語れない、恋人には会えない、新しい出会いもない、大学へも行けない。
そんな状況が続けばストレスは溜まり続けるばかりだ。
私の大学生の頃は「バブル絶頂期」。その頃を思い出すならば、若者にとっては 今はまさに「暗黒の時代」。
でも、振りかえってバブルの頃の思い出は、その後の私の人生にとっては何らプラスにはならなかった。
せめて今の若い人達には、この暗黒をプラスに捉え、腐らずに、諦めずに、明るい未来を見据えてもらいたいと願う。
「明けない夜は ない」そしてリアルコミュニケーションの大切さ。
コロナのもたらす教訓や プラスの遺産について 考え これからの「新しい日常」に生かしていかなければならないと思う。