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2020.12.19

千駄木「鳥安(とりやす)」の親子重

 

千駄木、しのばず通り沿い「鳥安(とりやす)」にてランチ。

 

ランチメニューでは親子重がおすすめ。

ちょっと甘めのたれが、絶妙に鶏肉と玉ねぎ そして 白飯とマッチする。味噌汁もだしが強めの「江戸前」で、丼とも素晴らしいコラボだ。

 

このお店、千駄木界隈では老舗の鳥・鰻料理店。家族経営で店主は商店会の会長、先代(故人)は町内会の会長を務めるなど地域貢献度の高いご一家でもある。

 

また、根津神社の御祭礼やつつじ祭りなどでボランティアをすると、お昼は弁当でここの親子重が振るまわれる。

 

ひと汗かいてお腹がすいた時のこの親子丼は最高で、冷めてもおいしいのは やはり素材や調理法などが間違いないからだ。

 

その意味ではまさに王道を行く「基本形の親子丼」であると思う。

 

町内の寄り合いもこの店で行われることが多いが、今年は残念ながら夜の宴会で伺うことはなかった。

 

 

話は変わるが、毎年この時期は「年賀状作成」に追われている。

政治家は選挙区内の有権者への年賀状は公選法で禁じられているが、選挙区外へは制限がない。

お陰様で20年以上も議員をしていると選挙区外にも知り合いは増え続け、ピーク時でその数は300枚近くになった。

 

故にこの時期の最大のイベントは「年賀状づくり」となる。最初の頃は一枚づつ手書きで一言添えることを心掛けてきたが、最近はやらなくなった。

もはや「惰性の産物」となってしまった・・・と思っている。(苦笑)

 

そんな年賀状だったが いよいよ意を決して、この議員引退を機に「年賀状じまい」とし、今年の賀状を最後とした。

文面にも丁寧にその旨を記し送らせて頂いた。

 

相手様には申し訳ない気持ちで一杯だったが 今 この時期を迎え 内心ほっとしている。

 

逆に 遠くになってしまった人達へは「形ばかりのハガキ」よりも、電話やメールなどリアルで丁寧な音信で関係を今一度取り戻せるよう 努めていきたいと思っている。

 

幸い、私の場合 携帯での電話通話料金は無制限定額なので まずは遠い人から 電話で近況報告をトライしてみるのも一手かも知れない・・・もっとも相手はびっくりするかも知れないが・・・(笑)。