弥根千人

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2020.07.30

しのばず「蓮の池」

 

久しぶりに朝の散歩に出かけた。コロナが注目され始めた3月頃から自粛、マスクをつけて歩くのも嫌なので遠ざかっていた。おまけに今月はずっと雨・・・。たるみ出したお腹に危機感を持ち、ウォーキングを再開。

 

家を出て、谷中寺町を抜け → 芸大通り → 上野公園 → 不忍池を大きく1周して根津経由で帰る定番コースは所要約1時間(4~5キロほど)で、古い町並みと都会の自然を満喫できる、快適なコースだ。起伏もあるし走っても歩行者の邪魔になるような事もない(笑)。

 

特に今の時期は不忍の池の「蓮の花」が見ごろだ。

蓮の花はお釈迦様の花。極楽浄土に咲くそうだ。また泥の中にもこんなに美しい花を咲かせる。

「日々に一喜一憂せずに、大きな心でゆったり構えて、この苦労を楽しみなさい・・・。」とでも語りかけているようだ。

ひととき心を慰められ 花をじっと見入る。

私は極楽に行けるだろうか・・・たぶん、無理だと思う・・・(苦笑)。

 

話は変わるが、弥根千周辺は、古き良き街並みが売りのエリアではあるけれどちょっと足を伸ばせば、こうした都会の大自然・オアシスをも満喫できる。しかも徒歩20分圏内だ。

 

上野公園内には博物館や美術館、寺社仏閣では上野寛永寺、根津神社。教育機関では東京藝術大学、谷中方向と反対の本郷台地には東京大学と・・・日本の文化・教育の代表機関がこのエリアに集積する。

 

またショッピングやアミューズメントでは上野アメ横・御徒町やその先の秋葉原と、自転車があればすべて15分圏内。医療機関との位置関係では日本医科大学付属病院、東大病院、都立駒込病院とが集積する真ん中に弥根千エリアがあり、住む場所としてはかなりのハイスペックな環境を兼ね備えていると言っても過言ではない。

 

今新しい生活様式の導入が注目される中、とりわけテレワークの推進により「住む場所」と「働く場所」の境界線が曖昧になりつつある。

いい意味では、時間の効率化・ストレス回避・家族との時間が増える。。などなど。

一方で、生活がマンネリ化することや刺激の減少、行動範囲が極端に狭くなることなど懸念もされている。

そう考えるならば、家の外にどんな楽しい事があるか、居場所があるか、仲間がいるか・・・なども大切なコンセプトになる。つまりは、これからは住まいの快適性とともに周辺地域の環境も重要視されてくるであろう。

御紹介したように弥根千はそんなニーズにきっと応えてくれる町だ。

今は観光地としての谷根千が注目されているが、私はむしろ「生活者としての町」としてこの地域をこれからも紹介したいし、お薦めをしたいと思っている。

個人的な世迷言とともに・・・。

興味がある方は是非ご一報ください。        E-mail    masashi@masashi-net.jp