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2020.07.25
根津駅近くのカジュアルフレンチMOMO(モモ)にてランチ。店構えはコンパクト、味とサービスはアットホーム、お財布にもやさしい、下町を代表するカジュアルフレンチのレストラン。
今日は3種類あるランチコースの真ん中、2,000円のコースを戴いた。
前菜(サラダかスープ)とメイン(魚・肉)をそれぞれ選べるコースでデザート付。
私はビシソワーズと豚ほほ肉の赤ワイン煮込みをチョイス。メインはほぼ浮気をせず、たいがいこの赤ワイン煮込みを選ぶ。パンの代わりに身体に優しい雑穀米を選べるのも嬉しい。
2ヶ月ぶりだったが今日も美味しくいただいた。
夜のコースでも2,500~6,000円くらいでコストパフォーマンスも高く、地元の人たちにも愛されているお店。言問通り沿いで場所もわかりやすいので、根津にお越しの際はぜひお立ち寄りを・・・。
さて、今日のランチ相手は13年前に私のスタッフとして議員活動を支えてくれた榎本君と。
今はそれぞれの道だが、何年かに一度はランチや飲み会をしている。一緒に活動していた頃は私が42歳で彼が25歳だった。
その当時の私は血気盛んで、かなりイケイケだった。結果がすべてだと思い込み、特に選挙の時には 周囲にかなり無理難題を言ったり、スタッフを困らせたりもした。
懐が浅く 視野の狭い 未熟な政治家だったと猛反省している。
そして今思えば、その最大の犠牲者は彼だったと思う。厳しく叱責したり、つらく当たったりもした。
できることならあの頃に戻って、心から 彼に謝りたい。 そんな懺悔の気持ちを 持ち続けていた。
当時彼は、私の数倍 嫌な思いをしただろう。それなのに今でもこうして会えるのは彼の度量の大きさか、それとも鈍感なのか・・・冗談はさておき 近況を語り合いながら 彼への「感謝」の一言を今日も胸に刻む。
その後 彼は、「起業して成功したい」という夢を持ちながら、山あり谷ありの日々を過ごしているようだった。
このコロナ禍の最中、どんな感じか・・?と案じていたが 以外にも事業が安定的に継続できそうだと聞き、ほっとした。本当に良かった。
コロナ感染が拡大する中、とりわけ東京人にとっては暗い毎日が続いているが 今日のランチは一服の清涼剤に・・・。
別れ際に彼と約束を交わした。年に1~2度 定期的に この下町に足を運んでもらいランチを共にし、近況を報告しあう事。ランチ代は私持ちで。
この先 もし彼が事業で成功したら、銀座で高級寿司か天麩羅を御馳走してもらう事。それ以降は彼のゴチで。約束の有効期限は私が70歳、彼が53歳まで・・・更新は可。
彼が成功しなければずっと私のゴチなので、それなりにリスクもある・・・(笑)。
「メゲズに 諦めずに 負けずに しっかり頑張れ!!」と励まし根津駅にて別れた。
小さいながらもこれもまた「未来への投資」、こっちもぼんやりしてはいられない。
自らを鼓舞する。