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2020.07.17

一卵亭の親子丼

今日のランチは根津「一卵亭」さんにて。店主ご夫婦とは仲良しだ。

夫婦の念願のお店がこの春オープンした。しかし、その直後の緊急事態宣言だった。

いきなりの大試練・・・心折れる心境だったと思うが、それでもご夫婦チカラを合わせて、テイクアウトをやったり周囲の協力も得たりしながら、何とか頑張っているようだ。

予期せぬ苦境で本来なら嘆いてみたり、愚痴のひとつもこぼしたいところ。でもそんな姿は微塵も見せず、主人は黙々と奥さんは明るく振る舞うその様子は、率直に言って心打たれる。応援したいと思う。

私のお気に入りは親子丼。
ふっくら卵に、弾力があり食べごたえのある大振りの鶏肉、そして甘めのつゆがご飯と良くあい極上のハーモニーを奏でている。大好きだ。

そのほかにも唐揚げ定食やオムライスも人気で、朝は卵かけごはんの朝定もある。

素材も腕も確かだ。場所は不忍通り沿だが間口が狭いので見逃さぬように、是非、お出かけ頂きたい。

今日はテイクアウトで唐揚げも注文。母が近くに居るのでこの足で届けよう。

コロナでは東京は感染者数が記録を更新、Go Toトラベル事業からも除外され都民としては踏んだり蹴ったりだ(苦笑)。
そもそも、この状況下では旅行に行く気持ちにもなれないので除外は気にはしてはいないが、税の使われ方として不公平にならぬように、そして何よりもこの問題の方向性が「東京が諸悪の根源」「東京のせいで感染が拡大している」との責任転嫁的な議論にならぬよう、国民への呼びかけや配慮を行政や政治にお願いしたい。

 

現実、東京では明日はどうなるかわからない不安のなかで、お店を開けお客様を待っている、零細飲食店や家族でやっているお店が全体の大多数。その立場や心情に寄り添いながらの協力や支援は必須だと思う。
特に谷根千地域は都内の観光地でもあり状況は一層厳しくなると感じる。
まずは、地域の人達が地域の店を守るという視点に立つ事が大事。
「明けない夜はない。」そう信じで一日一日、頑張るしかない。