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2019.01.30

ガバナンスの欠如・・・。(勤労統計調査不正問題に思う)

新聞

 厚生労働省の勤労統計調査に関わる不正問題については、組織的な隠蔽が図られたと疑問視されるに値する事実が次々に発覚しています。テレビでは同省の官房長がインタビューに答えていたけれども、「調査に同席するのは自然なこと・・・」とか「別に隠していたわけではなく聞かれなかったから答えなかった・・・」など、まるで他人事のような発言にびっくり。大臣の答弁を訂正するなどという事態にまで進展し日々深刻になっていることを果たしてどう受け止めているのか・・・・厚生労働省のガバナンスの欠如が浮き彫りになり強い危機感を覚えます。これでは、役所の出す数字の何をを信じてよいやら・・・地方行政や議会にとっても切実な問題です。この件については与野党問わず、原因究明を徹底し「膿を出し切る」とともに再発防止のための策をしっかり講じてほしい。間近に控えた選挙への駆け引きに使われぬよう、国会でしっかり議論してもらいたいと願います。