北朝鮮の核実験に抗議する声明

  文京区は、昭和58年7月13日に核兵器の廃絶と軍縮を訴えて「文京区非核平和都市宣言」を行い、文京区議会としても核実験を実施する全ての国に対し、強く中止を求めてきました。

  平成29年9月3日、北朝鮮（朝鮮民主主義人民共和国）は、6回目の核実験を実施したと発表しました。数次にわたり核実験を強行することは、この間の国連安全保障理事会の決議を無視し、国際社会の平和への尊い願いや様々な取組を踏みにじるものであり、強い憤りを禁じえません。

  私たちは、どのような形態のものであれ、核兵器の維持・強化を目的とした実験は、人類の生存と地球環境に重大な影響を与えるものであり、絶対に容認できません。

  よって、文京区議会は、区民に脅威を与え、世界の平和と安全に逆行するものとして、北朝鮮の行為に対し、厳重な抗議の意を表するものであります。

  平成29年9月4日

文京区議会議長  名取  顕一