10:00　建設委員会（於：第1委員会室）が開会。今日の質疑において私が注目したのは、春日・後楽園駅前地区再開発事業（写真）の進捗状況について。同地区において昨年８月より当該地区内で実施されていた埋蔵文化財調査では、弥生時代中期の流路跡（りゅうろあと）や水場遺構（みずばいこう）などが発掘されたとのことです。弥生時代の遺跡が低地で出土するのは珍しく東京都内では初めてだそうですが、こうした遺跡の出土が事業全体にどのような影響を及ぼすのかが懸念されているところです。また、同事業についてこれまで私達は、事業費の増額100億円に対する「説明責任」や事業費の「縮減努力」、また周辺の環境整備や公金支出に見合った公的施設のインフラ整備など「公益性の確保」について、事業の監督責任者である区に対し、その責務を果たすよう求めてきました。この再開発事業が区民の理解を得ていくためには以上掲げた「説明責任」「縮減努力」「公益性の確保」、この3つの視点を持って対応していくことがとても重要だと思っています。引き続き推移を見守っていくつもりです。