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2017.03.02

議会と執行機関とのコンセンサスについて思う。(総務区民委員会にて・・・)

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10:00 総務区民委員会(於:第1委員会室)が開会。私は委員として出席しました。今日は区長から提案された議案および補正予算についての審査が行われました。
補正予算の審査では来年度以降に予定されている青柳保育園の改築工事および設計案について私が質疑に立ちました。青柳保育園の改築については昨年11月の文教委員会において区側より「改築までの期間・時間に制約がるので議会サイドより設計図面の変更等の要望について求められてもなかなか対応できる暇(いとま)がない。」との答弁でした。しかしながら、今日の私の質疑を通じて明らかになったことは・・・設計図面を基にした工事契約入札時期は時間がないどころか来年2月を予定しているということ。また必要や予算措置については来年度ではなく再来年以降になるとの事でした。
 議会では「建築を完了するまでには時間がないので設計図面については今更変更は検討できない」と答弁しつつも、その一方で入札は1年以上も先、また必要な経費について来年度予算に計上すらしない区の姿勢にはとても憤りを感じました。これらは設計や建築についての内容の良し悪し、是非可否、以前の問題であり、議会と区サイドとの信頼関係を損ないかねない重要な問題だと私自身感じているところです。今日の私の質問では成澤区長自ら「議会とのコンセンサスを大切にしていきたい。」との答弁もあり、今後はその推移を見守るつもりではありますが、議会の意見や要望については当然のことながら軽んずることが無きよう十分に検討していく事、そうした姿勢が今後区に求められるのだと自らの今日の質疑を通じて強く感じました。