根津駅前のパスタ屋さんＳＰＩＧＡでランチ。千葉にあるパスタ麺製造会社の直営店らしいが、普通に美味しい。
若い頃から「茹で上げパスタ」が大好きで食べ歩いていた。中でもハシヤ系がお気に入りで立川のハシヤや八丁堀のマイヨールには今でも定期的に足を運んでいる。

 

ここＳＰＩＧＡもややそこに近い系統といえる。

 

私のお気に入りメニューは「なすのカレークリームミートソース」。今日も迷わずチョイス。

 

パスタにカレーは邪道と思われるかも知れないが、なすとミートソースとの相性もバッチリ。カレーの風味が強すぎないのも良し。ボリュームもあり満腹中枢も満たされる。お店もおすすめの逸品だ。

癖になってしまった。

 

さて、今日のランチのお相手は議員現役時代からお世話になっている地元企業の社長さん。　今もなお、変わらずお付き合い頂き感謝している。事業も順調で何よりだ。

 

 

コロナ禍にはあるが地元でも企業の倒産と言う話はまだ伝わってこない。しかしながらこの状況が長引けば厳しさは一層増す。実際、飲食店などでは一部空き店舗がちらほら出てきている。

心配だ。

 

この未曾有の危機の中、企業の舵取りも容易ではない。特に中小零細企業にあっては業績ばかりでなく、テレワークへの対応や事業継承、従業員の生活に至るまで事細かに目を配り、取り組んでいかなければ生き残れない。

 

やれ人件費の削減だ、コストカットだ、などと口で言うほど生易しいものではないことを感じる。

 

そういえば、先日テレビで見たＮＨＫの「逆転人生！！」という番組では居酒屋経営などの失敗で親が残した40億円の借金を息子が相続、その後事業を立て直し、わずか16年でその負債を完済したと言う壮絶かつお見事な話を紹介していた。

その、立て直しのテーマは「人材」で、安易なリストラや人件費カットはＮＧ。最後は「人（社員）」が会社を育て、そして守ってくれるのだという事をその息子さんは苦しい日々の中で学んだという。

 

「結束力」　「信頼」　「苦しみを分かち合うなかで生まれる知恵と勇気」　そして「家族愛」　そんな言葉が浮かんでくる。

 

また、これからの中小零細企業が生き残っていくためには、少数精鋭で家族として一致団結できるような基盤を持ち、どんな困難にも智恵と工夫を持って団結して立ち向かっていく。

 

そんな会社が生き残っていくのではないだろうか・・・そう感じる。

 

私は経営の経験は無いので専門的なアドバイスはできないが、地元中小零細企業がいま抱える多様な課題について、これまで政治家として養ってきた経験や知識また判断力がなにかのお役に立つ場面もあるかもしれないと思っている。

求められればお手伝いをしたい。