10:00　総務区民委員会が開会。私は委員として出席。議案の審査・請願の審査・区側からの報告事項に対する質疑が行なわれました。特筆すべきは請願審査において、区民から提出された「組織的犯罪処罰法（共謀罪の趣旨を含む）の廃止を求める請願」が未来・共産・市民・永久の賛成多数で採択されたこと。明後日、本会議での議決を経て文京区議会議長名で政府関係機関に要望書が提出されることになりました。あの悪夢のような法案成立から、間髪入れずにこうした地方議会としての意思を国に示せたことは、とても大きな意義があったと思っています。国会での法案審議を通じて、テロ対策としての対応は現行法で充分であることや、「準備行為」の定義が不明確であること、また一般市民が所属する集団であっても捜査、検挙の対象になり得ることなどが明らかになりました。そして、このような法の下では将来的に通信傍受や監視捜査の拡大につながりかねないことも指摘されました。今回の文京区議会での請願採択をチカラにして、区民にもこの法律の危うさを引き続き訴えていかなければと感じています。まずは大きな第一歩です。