BLOG
2017.01.06
今朝の新聞報道から・・・、これまで65歳以上とされていた高齢者の定義について75歳以上とすべきという提言が日本老年学会と日本老年医学会より発表されたとの事。65歳から74歳までの人は心身ともに元気な人が多いようです。今日見ていたテレビ番組でもこのことが取り上げられていて、インタビューに応じていた多くの当事者の皆さんも「元気」をアピールされていました。それ自体はとても喜ばしいことであり、高齢者の皆さんの健康は地域コミュニティをも元気に、また活力あるものにすると思います。一方で心配なのはこれを政治利用されないかという点。例えば、これを理由に年金受給年齢を引き上げたり、医療の自己負担を増やしたりなどなど・・・社会保障に関わる分野での大きな波が起きないか?充分に注視していかなければならないと思っています。
国民の意見も充分に聞きながら慎重に扱ってほしいと考えます。