10:00　文教委員会が開会。私は委員ではないので傍聴。区長提案による議案の審査、区民から出された請願の審査、区側からの報告事項に対する質疑等が行われました。なかでも特筆すべきは請願審査において、認可外保育施設保育料の保護者助成制度の創設を求める請願が全会派一致で採択されたこと。文京区では今年4月現在、認可保育所に入れなかった乳幼児は699名。両親ともフルタイム勤務にもかかわらず、認可保育所に入れなかった子供も172名にも上ります。こうした待機児の多くが認可外保育施設を選択せざるを得ず、施設の整備面や保育料の点でも、認可に入れた家庭と入れなかった家庭との間に大きな不公平や格差が生じているのは事実です。今回の請願では、せめて経済的な負担格差（不公平感）を和らげるためにも、認可外保育所通所者家庭への助成制度を創設してほしいという区民の切実な声が請願として議会に寄せられました。審査の過程では東京都の待機児対策に関わる緊急プランの補助制度も活用が可能だとの区側の見解も明らかになり、それらに呼応してこの請願の採択はわが文京区議会としても助成制度創設に向け大きな後押しができたと思います。