今朝の新聞報道から・・・公立の小中一貫校がこの5年程度の間に急増していることが報道機関の調査で判明しました。都道府県単位で見てみると最も多いのが東京で18校とのことです。
小中一貫を進める背景も様々で、「学力向上」「中1ギャップの解消」「特色ある学校づくり」など・・・また「統廃合」の影響を受けたことも要因のひとつであるようです。
文京区においては小中一貫校はなく、その導入には今のところ慎重な立場だと思います。ただ、政府の教育再生会議が6・3制を見直す動きもあり「義務教育のありかた」そのものが変わっていく可能性もあります。
ただ学校教育は指導プログラムといったソフトの面はもとより、学区施設の整備などハード面での対応も必要となってくるので、大きな学制改革を進めるためには現場の意見を充分に聞いていくことが今後必要になってくるでしょう。
私としては文京区として小中一貫校にこだわる必要性はないと思っていますが、今後 活発になってくるであろう学制改革の動きに対し、「機を見て 敏であって」ほしいと思っているところです。