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2012年12月24日

マニフェスト14ページを焦点に!!(衆議院選挙を振り返って  その2)

DSC04848 昨日に引き続き、選挙戦を振り返って・・・。

有権者のみなさんにマニフェストをお渡しする際に 私達からお願いしたのは、「まずは14ページをお読みいただきたい」ということでした。

そこには、政権交代後3年間の民主党政権での成果が記されています。

例えば・・・
予算に関しては税金の使い道を変え、3年間で公共事業費を32%削減、その分を社会保障(+16%)、教育(+9%)、中小企業(+90%)に振り向け、医療や福祉・中小企業対策などの強化を図りました。

その3年間の成果は、倒産件数の減少(−22%)や11日目1税収のアップ(+15%)という数字にも表れています。

また、一時話題になった「消えた年金5000万件」については2860万件を解明、1671万件を統合、結果1.7兆円の年金給付額を回復しました。

これはまさに民主党政権だからできたことであり、おおいに評価されていいことだと思っています。

しかしながら、こうした事についてはマスコミ等でも ほとんど取り上げられることなく、忘れ去られていました。

公立高校の授業料無償化もそうです。

そうした成果についてが正当に評価されれば、「民主党政権に対する誤解も少しは解消できるのでは・・・?」と考え、私達は ただひたすらにマニフェストをお配りし、誤解解消への訴えを続けました。

そして私達のそうした取組み(戦術)は 一定 功を奏したのは事実だったと認識しています。

しかしながら、誤解を解いていくための時間が十分になかったこと・・・あまりに時間が無さ過ぎました・・・。

こうしたことは、解散前から周到に準備をして党・全体として取り組んでいかなければならない課題だったと思います。

時、すでに遅し・・です。

(明日に続く)

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