わが東京第2区における民主党としての選挙戦対策は昨日までの2日間でお伝えしましたが、今日は小選挙区について・・・。
わが候補 中山よしかつ氏は過去4回当選、他の候補者はいずれも落下傘による新人候補というのが今回の顔ぶれでした。
知名度・実績などからいっても、中山氏が優位であることは間違いないところでしたが、結果はというと・・・
1.辻 清人(自民) 84,663
3.大熊利昭(みんな) 48,704
4.マツモトマズミ(維新)38,564
5.井上 雅弘(無所属) 2,045
と、自民新人 辻氏をトップに全体的に票がばらける結果になりました・・・。
わが陣営としては辻氏をはじめ新人の候補者が時間をかけて選挙に向けての準備を行っていた気配がなかったことや、また突然の解散ということもあり 彼らの準備不足は否めないものと、高をくくっていました。
しかし、そうした油断が敗北要因のひとつに・・・結果として他の候補みんなに、まんべんなく 足をすくわれることになりました。
この結果には正直ショックでした・・・。
東京第2区は民主党所属都議・区議も多く、伝統的に民主党の組織基盤が固いのが「強み」であったのですが、今回はそうした組織力も及ばなかったこと・・・。
これまでのセオリーが通用しないほどの、とてつもない強風が吹いていたとしか言いようがない・・・そんな選挙結果となりました。
ただ、どの区(文京・中央・台東)も人口は増加傾向にあり、その意味では新住民対策について対応が不足していたことも敗北要因のひとつだったと、それもまた反省材料のひとつだったと振り返っています。
総じて、一人しか当選しない小選挙区制度のもとでは 候補者の実績や知名度また日頃の活動の成果をもってしても越えることが難しい風が吹くことをあらためて思い知らされました・・・。
ただ、各選挙区において政党や候補者が強靭な足腰を築いていくことは極めて重要で、ひとりでも多くの有権者と出会い、意見を交換し、夢や希望を共有していくこと・・・このことが今後の私達に求められる課題ではないでしょうか・・・。
その意味では、今回の結果は決して失望や絶望ではなく、今後民主党が成長していく上での大きな希望へとつ繋げていかなければなりません。
私も今回の反省と教訓をしっかり胸に刻んで、明日からの糧にしていきたいと思っています。