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2012年10月09日

限られた予算の中では難しい。(決算審査特別委員会 4日目)

委員会室110:00 決算審査特別委員会(第4日目)が再開。

今日は歳出 区民費・産業経済費・民生費などについて審議。

私は産業経済費の項で、新製品・新技術開発費補助、中小企業景況調査、産業情報紙の発行について質問しました

特に新製品・新技術開発費補助については1件あたりの助成額が高額である(100万円規模)ことを踏まえた上で、そのアウトカム(成果)について問いました。

新製品といっても必ずしも「当たって、儲かる」というわけでもないので・・・当然リスクが生じてきます。

しかしながら税金を使う以上、そうしたリスクは当然回避していかなければならないし、区民にとってどのようなメリットがあるのかについても考えていかなければなりません。

私からは、その新製品や新技術がもし当たって儲かるようであれば当然「区への還元」ということも視野に入れた制度の見直しを考えるべきでは・・・?との提案をしました。

その他、文京区においては「チャレンジショップ支援事業」や「産業情報ネットワーク事業」「中小企業セミナー」などの中小企業対策・景気刺激策も様々講じていますが、やはり一自治体の限られた予算の中では有効な手を打っていくのは難しいと感じられます。

まずは、一番ニーズのある融資あっせん事業をしっかり進めて、区内中小・零細企業の資金繰りに寄与していくことを最優先にしていくことが現実的であると思います。

また、民生費においてはわが会派より高山・松下 両議員が質疑に立ち、「シルバー人材センターの今後のありかた」・「寝たきり高齢者の施設入浴」・「長寿お祝い事業」などについて区側に見解を求め、今後の展開について要望しました。

17:00 閉 会

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