橋下徹・大阪市長が代表を務める「大阪維新の会」の市議団が議員提案を予定している「家庭教育支援条例案」に批判の声が広がっています。
写真はそれに関連する新聞の「読者の声」欄。
同条例案は「親の愛情不足が発達障害の要因とし、その予防を目指す」という内容だそうです。
ところが医師や保護者らが「根拠がない」「偏見を助長する」と猛反発。発達障害の子どもを持つ保護者らの13団体は7日午後、議会を訪れて提案中止を要望。市議団も5月議会での提案見送りを決めたとのこと・・・。
正直、「発達障害に対する不理解と偏見を感じさせる条例案」と言わざるを得えない内容だと思います。
わが文京区においても「特別な支援を必要とする子供たち」への環境整備は大きな課題で、区民や関係者のの声を聞きながら徐々にではありますが取り組みも進んでいるところです。
そんな時に、同じ地方議会でこのような事態が生じていることは、とても残念でなりません。
世論の追い風を受け、破竹の勢いの「大阪維新の会」ですが、・・・果たして・・・?
橋下市長も7日、記者団に「発達障害の子どもを抱えているお母さんに愛情欠如と宣言するに等しい」と苦言を呈し、市議団に条例案見直しを求めたことを明かしたそうです。