根津あいそめ大通り沿いの古民家が解体、また一軒古き良き風景が消えてゆきました・・・(写真)。
お茶屋さんだったその家屋は、格子の扉や窓、大正時代を思わせる陶器タイルの壁に屋根瓦と、 本当に下町を象徴するような古民家でしたが、数年前より空き家になり このたび取り壊されることに・・・。
とても残念でなりません。
このあいそめ大通り周辺は、関東大震災や戦災にも耐えた物件もいまだに残存し、風情ある街並みを形成しています。
しかしながら防災上の観点や居住環境の改善という視点からも、古い住居の建て替えの必要性も求められています。
そうした悩ましい状況が続いていますが、この下町地区の象徴でもある「古き良き街並みの保存」 には何とか地域住民の皆さんの理解も得ながら、私自身もより一層真剣に取り組んでいかなければと感じています。