今日から2日間に亘り区議会厚生委員会の視察が行われます。
8人の委員と2人の区職員の計10名で、愛知県半田市と静岡県静岡市を訪問予定です。
初日の今日は愛知県半田市へ。
同市では駅前にある空き店舗を利用して障害者の就労を支援する店「孤坊庵(こぼうあん)」 が本年3月1日にオープン(写真上)。
地元の社会福祉法人「むそう」を中心に市役所や半田駅前商店会・商工会議所などが協働してできた店として、 厚生労働省のモデル事業にも採用されたとのことです。
13:00 市役所で説明を受けた後、実際に店舗を見学。
お店のメインメニューは蕎麦と大判焼きで、経営のコンセプトは商品のクォリティと接客にこだわるという点。
商店会の方々のアドバイスで、福祉目的ではなく誰からも愛されるおいしい店を目指そうという視点は、これまでにない新しい発想です。
そのコンセプトの通り、障害者もサポートする職員もみんな元気にいきいきと働いています(写真下)。
私達も大判焼きをいただきましたが、評判以上の美味で接客にも気持ちが込められていました。
経営主体となる社会福祉法人「むそう」はこの弧坊庵の他にも市内に喫茶店やラーメン店、 しいたけ栽培ハウスなども運営しているとのことで、障害者に多くの就労の場を提供しているとのこと・・・・。
弧坊庵見学の後は、市役所のご厚意により喫茶店「なちゅ」と、きのこハウス「にょきにょき」も視察させて頂きました。
こうして元気のある法人が活躍することで、市にも活気が生まれることを現場で実感です。
とてもいい参考になります。