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2008年07月01日

芸術を軸とした街づくり!(十和田市から・・・)

 会派視察第2日目、朝一番で青森市を出発し、隣接する十和田市へ。

10:00 十和田市現代美術館を訪問。

 現在十和田市では市のシンボルロードである官庁街通り(幅36m・長さ1.1km)の景観や環境の改善と、 中心市街地活性化のために、現代芸術の持つ創造性や多様性に着目し、この4月通り沿いにオープンした十和田現代美術館を拠点として 「芸術を軸とした街づくり」が着々と進んでいます。

 官庁街通り(写真上)は「日本の名道100選」にも選ばれた景観見事な通りで、桜の名所でもあるそうです。


 この通り全体(空間)を美術館にしていこうというこの計画ですが、第1弾となる現代美術館のオープンは予想をはるかに上回り、 これまでの約2ヶ月で来場者は5万4千人を突破したそうです。

 美術館そのもののデザインも斬新で、展示作品が外からも見えるようになっているのも特徴で(写真下) 、まさに町全体をアート化していこうという意図がはっきりしています。

 今後の課題は、これらの成果をいかに街の活性化につなげていくかということで、 商店街の賑わいや観光振興など取り組んでいかなければならないテーマはまだまだありそうです・・・。

 でも斬新なアイディアをこうして形にして実践していく十和田市の姿勢は大いに評価できるものと思います。

 格差社会が広がる中、地方も生き残りをかけて必死です。

 文京区も見習わなくてはなりません。

午後からはやはりお隣りの三沢市へ移動し三沢市立「寺山修司記念館」を視察の後、三沢空港最終便で東京に帰郷しました。

 

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