今日から1泊2日で我が会派民主クラブの視察が行われました。
初日の今日は青森県青森市へ・・・。中心市街地活性化への取り組みについて勉強してきました。
現在青森市では近年郊外へ流出している人口に歯止めをかけるべく、「コンパクトシティ」 と称して市内中心市街地の再開発や街中居住の推進に力を注いでいます。
その拠点として位置付けられているのが平成13年に竣工した駅前再開発ビル「アウガ」(写真上)。
地下には海産物市場、1~4Fまでは若者向けの商業店舗、5~8Fまでは市民図書館やホール、 男女共同参画プラザなどの市の施設が配置された複合ビルです。
この「アウガ」が起爆剤となって、中心市街地の活性化が進むことが期待されているようです。
今日は現地でこれまでこの事業に関ってきた市役所企画財政部・ 中心市街地対策課の村田主査さんから直接お話を伺うこともできました(写真下)。
立地条件がいいこともあってか市の図書館などは来場者も多く、 大変賑わっている様子でしたが若者をターゲットにした店舗部分については苦戦しているようで今後の課題だそうです。
冬は雪対策に難儀する同市ではありますが、冬でも歩いて生活が出来るコンパクトな街を目指し、今後も取り組んでいくとのことでした。
我が文京区でも、茗荷谷や後楽、春日三丁目などいくつもの再開発計画が予定されています。区としても補助金を拠出する関係もあり、 計画の動向についてはしっかりチェックしていかなければなりません。また街づくりにも大きく影響を与えるものであるが故に、 区としても関っていく必要がでてきます。
そういう観点からも大変参考になりました。