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2008年05月01日

区との連携強化が必要です。(筑波大附属盲学校を訪問)

9:30 目白台にある筑波大附属盲学校(正式名称は視覚特別支援学校)を訪問、校長・ 副校長先生と意見交換をしてきました。

 同校は盲学校としては全国一の規模で、現在生徒数は188名、幼稚部・初 中 高等部に加えて職業専科が併設されています。

 また校内には寄宿舎があり、全国から集まってきた生徒達(子供から大人まで)125名が生活を共にしています。

 今日の意見交換では、生徒達の日常の様子や就労の状況、学校周辺のバリアフリー化などについてお話を伺いました。

 実際に授業の様子なども参観させてもらいましたが、熱心かつ真剣な生徒達の様子にとても感心しました。

 印刷室の点字プリンターも資料作りにフル稼働です(写真下)。

 私自身強く感じたことは、文京区との連携強化の必要性について。 今日のお話では意外にも区との連携についてはまだまだ希薄なようです・・・。

 寄宿舎の生徒達はほとんどが住民票を文京区に移しています。いわば区民です。 またこうして視覚障害者が集団生活をしているのですから、 特に道路や交差点のバリアフリー化など周辺の環境整備は区としても重点的に強化していかなければならないとものと思われます。

 私もこれまで護国寺交差点付近のエスコートゾーンの設置などを東京都や文京区に要請してきましたが、 現状ではなかなか厳しい状況です。

 今年度、小石川グランドに隣接する文京盲学校周辺については自発光式の点字ブロックの整備がモデル的に予算化されました。

 これに続いて、筑波大盲学校周辺の環境整備については今後 区と学校関係者とで意見交換や協議の場を設置し、 生徒達の安全確保がより一層図れるよう連携を模索していくべきと考えます。

 

 

 

 

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