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2008年01月22日

区から市へ!!(特別区議会議員講演会)

9:30 飯田橋にある区政会館で行われた「特別区議会議員講演会」に出席。

 会場には23区の区議会議員約200名が結集し、講師で地方自治の権威でもある大森 彌先生(東京大学教授)の話に耳を傾けました。

 大森先生は「23区が今こそ東京都から自立し、真の基礎的自治体として住民本位の自治を確立すべき!」と力説。

 平成12年の都区制度改革の実現により23区は基礎的自治体としての地位は得たものの、東京都との関係においては未だ「内部団体」 としての存在でしかないのが現状です。住民サービスも財源もしっかり自立することが今後の大きな課題でもあり、 課題克服のためには23区それぞれの議会が連携し、立ち上がりお財布を握る東京都と対峙していくことが求められるのだと思います。

 簡単に言ってしまえば23区特別区が23の「市」にそれぞれ自立していくということ。 また場合によっては23の区が合併していくつかの「市」になっていくことも視野に入れていかなければならないのかも知れません・・・。

 地方では平成の大合併で町村など小規模の自治体の統合がここ数年で急速に進んでいます。

 23区特別区にとっても「対岸の火事」とはいえない状況になっているようです。

 そういう意味でも今日の講演は私達にとっては大きな刺激となりました。

 

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