写真は新宿が発行している「新宿文化絵図」。
数日前に私の従兄(いとこ)が調達、見せてくれました。
ーまちの記憶をたずねてーという副題で全カラー220ページ、図版写真など約500点が掲載されています。
エリア別ガイドや町歩きの紹介、地域にゆかりのある人物のインタビューも豊富で内容はてんこ盛りです。
圧巻は新宿区を9つのエリア(四谷・大久保・神楽坂など)に分けた地図に江戸・明治の地図がトレーシングペーパーで重ね合わせた 「重ね地図」(写真下)が別冊付録となっていること。
とてもよくできた冊子です。ちなみに定価は全部で1260円という信じられない価格で書店におかれているとのこと・・・。
調査したところ発行元は新宿区地域文化部文化国際課で昨年3月に初版が発売、かかった経費は3000万円、 発行部数は5000部だそうです。直接担当課に問い合わせてみましたが評判は上々なようです。
税金を投じての事業として、果たしてその効果はどれほどあるかについては未知数だと思いますがとても大胆な試みだと思います。
参考なります・・・。