10:00 建設委員会が第1委員会室にて開会。 また昨日行われた文教委員会は日程を終えることができず、残りの審議をすべく第2委員会室にて同時刻開会。 2委員会の平行開催となりました。
私は建設委員会を傍聴。
都市計画部より「根津地区のまちづくり」、「ワンルームマンション等の建築及び管理に関する条例の骨子」 についての説明がありました。
根津地区のまちづくりについては後日、私の私見も含めこの日記であらためてご紹介することとし、 今日はワンルーム対策についてご報告したいと思います。
今日の説明では、区内各地で生じている「ワンルームマンション紛争」の現状を鑑み、区としてそれらの建設・ 管理についてより一層の姿勢を明確にするため、「ワンルーム条例の制定」を進めていくことが明らかになりました。
ワンルームマンションの管理を強化するとともに、1人世帯の居住水準を確保していくために新たな策を講じていくとのことです。
具体的には・・・
1.対象となるマンションは3階以上、ワンルーム形式(専用面積40㎡未満)が10戸以上のもの。
2.建築主は事業計画について区長との事前協議をしなければならい。
3.住戸の専用面積は25㎡以上とし、住戸戸数が15を超える場合は超えた分の2分の1は40㎡としなけらばならない。
4.管理人室・駐輪場・廃棄物保管場所の設置の義務化。
5.バリアフリー化や高齢者受け入れなどに努めること。
6.区長から建築主への必要措置の要請。
7.区長の勧告に従わない場合の事業公表。
などなど(抜粋)。
その内容は他の自治体のものと比べてもかなり厳しいものになっていると思います。
今後パブリックコメントを実施の後、来年第1回区議会定例会に条例案を上程するとのことです。
これまで長年に渡って、具体策を講じることができなかった課題です。区民にとっては朗報でもあり、 投資目的のマンションに対する牽制にもなるものと思われます。
成澤区長の英断を高く評価したいと思っています。(ちょっと長くなってすみません・・・)