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2007年12月03日

どうする区立幼稚園・・・。(文教委員会から)

10:00 区議会第1委員会室にて文教委員会が開会。

 教育委員会からの報告事項は「区立小・中学校将来ビジョン」や「5中・7中統合に伴う学校づくり協議会の検討状況」、 また学校給食の委託化など重要案件が盛り沢山です。

 中でも私が最も注目したのは20年度(来年度)の区立幼稚園の入園応募状況について。

 今日の報告では、来年度の募集見通しでは4・5歳児において大幅な定員割れが予想されることが示されました (4歳児 募集305 応募156、5歳児 募集121 応募2)。

 それに対し3歳児では募集人員が84名に対し応募が198と大幅に上回るという逆転現象が起きています。

 我が会派でも今回の一般質問において「区立幼稚園の適正配置と保育園待機児の解消」をテーマに、 この件については指摘してきたところです。

 保育需要の低年齢化・長時間保育への意向は確実に高まっています。また幼稚園においてはこれまで、区立・ 私立の共存という流れもありますから、現実的に考えるならば区立幼稚園適正配置とそれに代わる保育園待機児の解消策の推進は、 今後の大きな政策課題のひとつだと私は認識しています。

 今日の質疑でも、各会派が幼保一元園の新たなる設置や、幼稚園の今後について同趣旨の意見が寄せられました。

 教育委員会の答弁としては「今後の研究課題とする。」など、まだまだ認識が隔たるようですが、 私達自身も今後より一層調査や研究を進めていく中で、具体策について提案をしていかなくてはならないと感じています。

 

 

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