午後、荒川区南千住にある路上生活者のための緊急一時保護センター「荒川寮」(写真上)を視察。
文京区議会の有志で組織する「自治研究会」主催の視察です。
路上生活者対策事業は東京都と23区特別区が共同して行っている事業で、 こうした保護センターや自立支援センターの設置や運営については東京都と23区が費用を応分に負担し、実施されています。
我が文京区においては、平成22年に区内に緊急一時保護センターが設置される予定で、5年間の運営が義務付けられています。
路上生活者の施設移行を促し、自立・就労へと導くこの事業ですが、 上野公園や墨田公園などのブルーテント暮らしの路上生活者はここ1年ほどで一気に減少、大きな成果を挙げています。 ともすれば迷惑施設として偏見や誤解を招きやすいこうした施設ですがやはり「百聞は一見に如かず」で、 実際に現場を見てみると路上生活者対策の必要性を強く感じます。
文京区においてどこに、このセンターを設置するかについては全くの白紙ではありますが、 近隣住民をはじめ地域に偏見や誤解が生じることのなきよう、 また混乱することがないよう私たちも正確な情報を伝えていかなければなりません。
夕刻、大井競馬場を視察。大井競馬も23区の共同経営による事業で、文京区には場外馬券売り場(後楽園オフト)も設置されています。 私達議員も年に一度現地を視察し、 経営状況などについて説明を受けるのですがここ数年は売り上げも減少し厳しい運営を強いられているようです。
しかしながら、
トゥィンクルレースの開催やイルミネーションまた各種イベントになどによる経営努力で新たなファン層獲得に向けて前向きなようです。。
特にイルミネーションについては実際に見せていただきましたが(写真下)、とても綺麗で・・・
ギャンブル施設というよりもアミューズメント施設といった印象を受けました。