10:00 第1委員会室(写真)にて文教委員会が開会。
区側からの報告事項は17項目。今期から子育て支援部に関する所管が厚生委員会から文教委員会に移行したこともあって、
内容も盛り沢山です。
今日の質疑で私が注目したのは昨年度始まった「子育て支援事業の18年度実績と今年度の概要」について。
子育て世帯に対し、区内商店会等で利用できる「文の京子育て支援券」(小学生まで一人、年5000円)を交付し、 経済面からの支援と区内商業の活性化を図ろうという趣旨でできたこの事業、初年度の実績は予想以上に成果を挙げたことが明らかになりました。
18年度(昨年度)実績については・・・。
1.換金率(利用率)は95%で約77,00万円。
2.全体の70%以上が区内一般の小売店で使われた。
3.書籍・文具などの利用は14%は課題を残した。今年度は、子供たちの直接利用を期するために使用期間を夏休みを含む5ヶ月に拡大。
子育て世帯の経済的支援と商店振興の両面から成果が出たことが伺えます。しかしながら、 私個人の意見としてはこうした施策については「バラマキ」との批判も受け易く、新たな展開も必要だと思われます。
この事業を契機(きっかけ)に、いかに個々の商店がリピーターを増やす工夫をしていくか?また子育て支援策としても、 もっと有効な対策を講じていくことも忘れてはなりません。
成果を挙げたとしてもそれをベストと考えず、もっといい方法を考える・・・そうした努力の継続が今後問われるのだと思います。