たいへん遅ればせながら先週住基カードの申請を行い、今日区役所から交付を受けました(写真)。
住民基本台帳ネットワークシステムが制度化されてからもう数年が経過しましたが、 当初は文京区でも住基カードの発行枚数がなかなか上がらないと言われていました。 先般の区議会総務区民委員会では我が会派の松下純子議員がこの住基カードについて質問をし、実情について確認。
「国民総背番号制につながる!」との懸念や「必要性や利便性がない!」との区民の判断でしょうか・・・?発行枚数については、 やはり大きな変化はないようです。
住基カードについては、住民票の写しの広域交付が受けられる他にICチップの空き領域を利用して、 市町村独自で様々なサービスを提供できる仕組みになっています。我が会派としても「この空き領域をどう使っていくか?」について、 区としての考えを「逸早く示すよう」要望してきました。例えば図書館カードとして使えたり、施設の予約や介護保険の資格確認、 健康診断の申し込みなどなど・・・。
アイディアによっては飛躍的に区民の利便性が向上するものと思います。
個人情報保護の観点は大事ですが、こうしたアイディアをしっかり示した上で区民に選択してもらうことも重要です。
そういう意味ではこれまでの区の姿勢には不満があり住基カードの取得には消極的な私でしたが、委員会での松下議員の熱弁にも促され・ ・・まずは足元からと、カード取得を決めました。