文京区で今年度新規事業として始められた「屋上緑化モデル事業」。
シビックセンター周辺を対象地区として、ビル新築などにあたり屋上緑化をする事業主に対し防水設備などの一部を助成する事業です。
都市部における「ヒートアイランド現象」の抑止や緑地の確保・創出は深刻な問題。比較的緑地率の高い文京区ではありますが、 積極的に推進していく必要があります。
現在、シビックセンター周辺で14棟の建築物が屋上緑化を・・・。
地上からは眺めることができませんが、シビックセンター25階展望ラウンジにて緑化状況が一望できます。
名づけて「文(ふみ)の京(みやこ)天空の緑」
ちなみに今年度予算は・・・
1.屋上緑化設置負担金等(助成分) 2340万円
2.パンフレット作成 202万円
3.区民センター屋上防水等 381万円
計 2923万円(概算)
単年度事業です。
平成12年に示された○東京都自然保護条例および東京都緑化推進では、
敷地面積250平米以上の公共施設や、1000平米以上の民間の建築物について、従来の敷地面積から建築面積を除いて20%以上の緑化
(地上緑化)と、緑化可能な屋上面積の20%の緑化計画書の届出と緑化完了時の届出、維持管理を義務化。
また、これに従わない場合に20万以下の罰金も導入。
都市における緑化は、ビルの建築主などに対し相当な協力が求められていますし、 厳しくしていかなければ進まない現状がみうけられます。