日本の公務員数はおよそ国家公務員が111万人、地方公務員が320万人。
合計すると公務員全体で432万人です。これが行政の直接的な担い手です。
日本の全就業者数が約6473万人ですので、その6.7%、およそ15人に1人、特殊法人関連の就業者数約50万人、 認可法人17000人を含めた場合は全体の7.5%、約13人に1人が広義の公務員といえるでしょう。
これが多いか少ないかは、他の国々などとの比較もしてみないと、安易には判断できませんが印象としてはやはり「大きな政府」 を感じます。
公有地の払い下げ(宮城県につぎ茨城県も・・・) 8月16日(土)
根津と池之端の区境にある「茨城県宿泊所」が売却されることになりました。
千駄木の宮城県宿舎についで第2弾です。
地方自治体の財政がどこもいかに苦しいかが手に取るようにわかります。
この宿泊所を巡っては地元より「防災公園として文京区に取得してほしい。」とか民間団体より「貴重な建物なので文京区で取得・ 保存しい。」など様々な要望が出されましたが・・・。
私は文京区が取得することには反対です。また、区もその意思を明確にしています。仮に取得するにしてもどう活用していくか? この厳しい文京区の財政状況の中で取得が可能か?総じて区民の理解が得られるか?などについて明確な答えが出せないからです。
ただ、確かに貴重な建物であるようですし根津のような町並みの中では、保存すべき価値もあるようです。
今後民間の団体や企業が現存の建物を保存することを前提に取得するのであれば、宮城県とのパイプとなって働きかけをするべきです。
今回の区議会定例会では、同趣旨の請願が提出され採択されています。