根津と池之端の区境にある「茨城県宿泊所」が売却されることになりました。
千駄木の宮城県宿舎についで第2弾です。
地方自治体の財政がどこもいかに苦しいかが手に取るようにわかります。
この宿泊所を巡っては地元より「防災公園として文京区に取得してほしい。」とか
民間団体より「貴重な建物なので文京区で取得・保存しい。」など様々な要望が出さ
れましたが・・・。
私は文京区が取得することには反対です。また、区もその意思を明確にしています。
仮に取得するにしてもどう活用していくか?この厳しい文京区の財政状況の中で取得
が可能か?総じて区民の理解が得られるか?などについて明確な答えが出せないから
です。
ただ、確かに貴重な建物であるようですし根津のような町並みの中では、保存すべ
き価値もあるようです。今後民間の団体や企業が現存の建物を保存することを前提に
取得するのであれば、宮城県とのパイプとなって働きかけをするべきです。
今回の区議会定例会では、同趣旨の請願が提出され採択されています。