« 不信任決議案(田中長野県知事について) | メイン | 余伝君と福島君(議員インターシップ研修生) »

2002年07月09日

できることからボランティア(献血の推進)

 学生の頃から献血には結構協力していました。特に高尚な意識は無かったのですが「お金がかかるわけではないし、 30分ぐらいで済むしそれで役に立つのであれば・・・。」その程度のことでした。特に関心を持つようになったのは、 5年程前に本郷ライオンズクラブという奉仕団体に入会してからのこと。
当団体では、献血推進事業として年に一度「東大の5月祭」の時期に、 大学構内に移動献血車を持ち込み学生への献血の呼びかけを行っていました。
若い方々の良質な血液をいただけることは大変有意義なことですし、学生の方の意識も高く、 毎年多くの学生さん達にご協力を賜り効果をあげていたのですが・・、残念なことに今年は諸般の事情により、行うことが出来ませんでした。
 話は飛びますが、去る6月26日に文京区の附属機関である「文京区献血推進協議会」が開催されました。 私も本郷ライオンズクラブの代表として今回から委員として委嘱を受け、参加させてもらうことになったのですが・・・。
 協議会では「献血の現状」について東京都北赤十字血液センターの田中係長さんより説明を受けました。文京区での平成13年度の実績は、 200mlで696人、400mlで1601人、合計2297人のご協力を頂いたとの事です。
今後の課題は、移動献血車での実績をどう挙げていくかという点、文京区でも水道橋近辺や大学の構内などで呼びかけを行っていますが、 ノルマである50人の確保が厳しくなっていることや、移動車の配置する場所などで道路管理上の問題が起きていることなど、 大きなハードルがあるように思います。何か良い方法がないか考えなくてはいけませんね。
 何よりも大切なこと私達ひとり一人の意識の高揚です。それを考えると「献血」 は健康な体と多少の時間があれば誰でも出来るボランティアのひとつだと思いますし、最近では、上野や池袋など大きな繁華街には「献血ルーム」 が常設もされています。何事もできることからボランティア。多くの人たちに意識を持ってもらえるよ私も努力していきたいと考えています。

バックナンバー