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2002年06月16日

プレッシャー(WCスペイン対アイルランド戦から・・・)

 ワールドカップサッカーが盛り上がっています。今日は、夕方から夜遅くまでテレビの前に釘付け状態でした。 特にスペイン対アイルランドの対戦は非常に印象的だったと思います。私はサッカーに関しては素人なので偉そうなことは言えませんが、 スピード・テクニック・攻守の切り替えの早さ・・・どれをとっても「さすが本場はちがうな。」といった感じ。
特にラフなプレーや汚いファールが無かったことは印象的で、試合全体が引き締まっていたことは解説者も強調していました。 ところが以外だったのは、試合が同点・延長戦でも決着がつかずPK戦にもつれ込んだ時、通常キッカー(ボールを蹴ってゴールを狙うほう) が圧倒的に有利かと思われましたが、結果はなんと両チーム共に失敗の連続。スペインが3本のゴール成功(2本失敗)で辛くも勝利しました。
 極度の疲労と緊張状態そして失敗への不安が連鎖反応した結果でしょうか?
やはり「国を背負って戦う」というプレッシャーは経験と実績を重ねた世界のトッププレーヤーさえも、 その精神状態を狂わせてしまうものなのでしょう。
そういえば石原都知事が「ワールドカップは国歌と民族を感じるいい機会だ。」と定例記者会見で発言していましたが。
若者達の異常ともいえる盛り上がりがマナーを逸脱した暴走行為になっていることをマスコミも報じていますが、 スポーツを通じて国民が一つになることは決して悪いことではないし、こうした機会を通じて「この国に生まれたことを意識し誇りに思うこと。」 は大切なことだと思います。
日本代表の選手達にとっては、計り知れないプレッシャーと不安がのしかかっていることでしょう。その重圧をあるがままに受け止め、 ダメでも悔いなくのびのびと戦ってもらいたいと感じます。結果はともかくそうした姿勢に国民は心からの賛辞と敬意を送ることでしょう。 ガンバレ日本!。

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