教育委員会において「学校選択制導入」についての検討が始まったようです。
学校選択制は都内でも多くの区で実施されており、文京区でもこのことに積極的に取り組んでいくことは大いに歓迎すべきことと思います。
本日の我が会派・白石議員の代表質問の中でも触れられていましたが、学校選択性が導入されるということは、まさに、それぞれの学校自身の
「力量」が問われるということです。個々の学校の経営方針・個性・校長をトップとした教職員の教育に関わる姿勢、
そしてそれらを支える地域の考え方など・・・。様々な指針が明らかになり、評価を受けるわけですから学校関係者にとっては相当な
「努力と熱意」が求められることでしょう。
教育委員会では中学校において早ければ来年度より選択制の実施を予定しているようです。早いに越したことはないのですが、
教育現場の理解や共通認識、保護者の意向調査など今後の課題も数多くあります。そういう点から考えるならば、
果たして来年の4月にスタートが可能なのかどうか?若干懸念されるところもありますが、是非とも拙速な準備にならぬよう、
丁寧かつ十分な検討のもとに進めてもらいたいと思っています。そして願わくば、個々の学校が「この程度で・・・」というような、
言い方は悪いですが「妥協の学校改革」にならぬよう「思いっきり大胆に・ドラステイックに変わるんだ!」くらいの姿勢を打ち出してもらって、
大いに個性を出してもらえば他区とはまた一味違った、それこそ「文教の府」にふさわしい学校となるのではないでしょうか?
保護者の方々もきっとそうしたことを望んでいると思います。