一昨日有楽町にある東京フォーラムにおいて「首都移転断固反対総決起集会」が行われました。
文京区議会からも成澤議長をはじめ何名かの議員が議会を代表して参加しました。
「首都機能移転」についてはそもそも、平成2年11月に国会(衆参両院)において「国会等の移転に関する決議」が採択されたのが発端です。
その後、国会等移転審議会の答申を経て、
衆議院の国会等の移転に関する特別委員会でこの5月中を目途に候補地が絞られるということになっています。
首都移転の目的は1.政治と経済の分離 2.東京一極集中の是正 3.災害対応力の強化などだそうですが・・・?。
全く説得力に欠けるものと思います。
そもそも12年前とは現在とは社会情勢が大きく変化をしていることを考えねばなりません。なぜこのような不景気の中、
巨額な資金を投じ移転する必要があるのか?その費用は総額12兆3000億円、うち公費負担4兆4000億円とされています。
(東京都の試算では20兆1000億円)また、政治と経済を分離させることが果たして良いのか?効率面でも国際競争の面でも疑問が残ります。
そして、新たな巨大都市建設は大きな自然環境の破壊にもつながります。
いいことなんて何も無いのでは・・・?
これからも首都移転には断固反対の姿勢を貫いていきます。