今日、23区の区民委員長会主催の視察で千葉県の市川市に行ってきました。
つい先日TVでも放映されたのですが、市川市では首都圏(東京・千葉・埼玉)
にあるコンビニの端末から市の情報が入手できるシステムをスタートさせ話題を呼んでいます。このシステムを利用すれば、
市川市民は東京など通勤先や通学先のコンビニ端末を使って、
市の施設の予約や情報を入手できるわけで市民サービスの利便性を大きく前進させたと言ってよいのではないかと思います。
IT先進自治体ですね。
システム構築の費用については、市の職員が自前の能力を発揮してタダ同然で創ったそうです。
一般的にはこの種のシステム開発は民間のソフト会社に委託するケースがほとんどで何千万という経費がかかるのが普通ですから、
とてもすごい事です。
ランニングコストについても、
コンビニ端末には航空チケットや金融機関のシステムなどインフラ整備が構築されているのでそれに乗っかるだけというわけで、
年間1千万ほどの経費で済むようです。
市長のトップダウン(決断)に始まり、市の職員の意識改革と努力、そして民間の協力を得て出来たこの仕組みは、
今後自治体のあるべき姿の模範になるべきものと痛感しますし、文京区政にも是非生かしていきたいと思います。