最近、スローフードって言葉を耳にします。この言葉、もともとはイタリアの小さな村から始まった市民運動の呼び名でした。
それは、食材の質やその調理法にこだわり、伝統料理を大切にするというもの。
本や新聞などでは、日本におけるファーストフードの対義語としても引用されているようです。いずれにしても今の日本人の食生活を考えたとき、
この言葉(運動)の必要性を強く感じます。
特に子供達の「日本人としての食や味覚」に関する意識は薄れつつあります。
ファーストフードやカップめんスナック菓子など、それらを否定するつもりはありませんが、栄養のバランスや安全性はもとより、
日本人としての「味覚感」ともいうべき固有の「感性」を失わないように「スローフード」の運動が高まっていくことを望んでいます。