区立幼稚園における延長保育の強化や昨今社会問題にもなっている「いじめ問題」など、区側からの報告事項も重要案件が相次ぎ、熱心な質疑が交わされました。
区立幼稚園ではすでに、保育園待機児対策の一環として21年度より延長保育がスタート。事業開始当時は登録者数も57名だったのが、23年度には123名に倍増。
その後もニーズは高まっています。
今日の区側からの報告では、来年度より、現行17時までの預かりを18時まで延長することと、3歳児保育の定員を6名拡大して充実を図ることが明らかになりました。
評価できる内容だと思います。
また、昨今社会問題もなっている「いじめ問題」については、7月に東京都教育委員会よる「実態把握緊急調査」が、その後 文京区教育委員会においても追跡調査が行われ、その結果についてが報告されました。
それによると9月7日現在、文京区の区立小・中学校において「いじめと認知された」件数は26件(小学校20・中学校6)。
「いじめの疑いがあるとされた」件数は109件(小学校93・中学校16)。
対応策として、教育委員会のなかに「いじめ対策委員会」を設置して、学校からの聞き取りを行うとともに「いじめ根絶」に向けての対策指針やマニュアルを今後策定していくとの事でした。
「いじめ問題」は部の私達にとっては、とても見えにくい問題ではありますが、学校や保護者はもとより地域も一体となって取り組んでいかなければならない問題です。
区議会としても最優先の案件として、解決策を見い出していくべきと考えます。
17:00 予定されていた、議案・請願の審査は行うことができず閉会。
明日、2日目の審議が行われることになりました。
明日は厚生委員会との並行開催となります。