今日、本郷にある某優良企業の社長さんと親しくお話をする機会を得ました。
普段より顔見知りではありましたが、ゆっくりと意見を交換するのは初めてで、とても有意義な時間でした。
企業の社会貢献をはじめ、子育てや高齢者施策、また景観や歴史的建築物の保存に至るまで民間の事業主さんがこれほどまでに公共政策に興味と関心をもって、「何かをしよう!!」と取り組まれていることに深い感銘を受けました。
また、帰り際に「マンション建替え奮闘記」(写真)という1冊の本を手渡されました。
文京区千石にある林町住宅マンションがわずか5年という歳月の中で建替えを実現した・・・その過程を克明に記した「奮闘記」です。
これからじっくり読ませてもらおうと思っていますが、実に興味をひく文献です。
実際にマンションの建替えは決して容易ではなく、少なくとも10年程度はかかると言われています。
それを5年で実現してしまうというのは、極めて稀有な成功事例と言えましょう。
文京区においても、マンション建替え円滑化法に基づく老朽マンションの建替えの推進は、今後の重要課題のひとつだと思われます。
その意味においてもこの「奮闘記」は、課題解決に向けてのバイブルになるかも知れません・・・。