今日67回目の終戦記念日を迎えました。
第2次世界大戦を経験した人たちは、少なくなり・・・私達の平和に対する思いも薄れつつある昨今ですが、終戦記念日のこの日に、今一度 この悲しい経験を記憶に刻み、平和への願いを語り継いでいかなければと思います。
私は毎年この時期に、第2次世界大戦に関する本を読んだり、DVDを見たりして、自らの記憶に刻むよう務めています。
今年は1995年に公開された青春戦争映画「君を忘れない」をDVDレンタルして見ました。
今から17年前に放映された映画で木村拓哉、反町 隆史・唐沢寿明・など当時有望な若手俳優が出演したことで話題になった独特攻隊をテーマにした作品です。
長髪や現代の若者言葉を使う特攻隊員など、奇抜な内容構成には賛否をあったものの、当時の若者たちにはインパクトがあったものと思います。
話は変わりますが、私にとっての第2次世界大戦とは・・・もちろん当時はまだ生まれてもいないので、具体的なイメージこそありませんが、亡父が軍人であったこと、マレーシアの首都クアラルンプールで終戦を迎え 家族持ちの上官の身代わりとなって捕虜になりました。
そんな父は50代で亡くなりましたが、捕虜時代の加算も含めた軍人恩給のお蔭で何とかわが家の生計も成り立ち、私も高校・大学と進学をすることができた・・・と母から聞きました。
私もこの事実を真摯に受け止めなければと思います。
今日8月15日・・・第2次世界大戦の記憶は徐々に薄れていく昨今ではありますが、1年に一度 この夏・この日に「平和への願いや思い」を私達国民一人ひとりが、しっかりと記憶に刻んでいかなくては・・・と感じます。